【感染症ニュース】梅毒24歳・鼠径部両サイドに「チョコボール」ほどの腫れ 血液検査で結果判明… 2024年第21週までの累積患者5251人(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の2024年第21週(5/20-26)IDWR速報データによると、今年の梅毒の累積患者報告数は、5251人となっています。前20週からは、185人増加していますが、2023年の第21週
ヤングケアラーに光を
こども家庭庁が提出した子ども・子育て支援法などの改正法が、5日の参院本会議で成立した。改正法の目玉として、少子化対策の財源を確保する「子ども・子育て支援金制度」の創設が取り上げられることが多い。国会......
出産の保険適用、山積する課題 新検討会で議論開始へ
厚生労働省とこども家庭庁は、「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」を設置する。出産費用の保険適用が大きな焦点になる見通しだ。産む負担を軽くしつつ、安全な分娩環境を維持するには、......
かかりつけ報告、「症状」か「診療領域」か 医療部会でも両論
厚生労働省の社会保障審議会医療部会(部会長=遠藤久夫・学習院大学長)は7日、かかりつけ医機能報告制度について議論した。医療機関に報告を求める機能を、対応できる「症状」とすべきか、「診療領域」にすべき......
医法協・加納会長、「期中改定」も検討を 病院経営の窮状を訴え
日本医療法人協会が7日に開いた定時総会で、加納繁照会長は、2023年度決算で赤字になった病院が多いとし、24年度診療報酬改定は救済策として期待できない、との認識を示した。民間病院の経営を守っていくに......
鈴木会長が続投、2期目に 山梨県医
山梨県医師会は6日の定時代議員会で役員を改選し、会長として、現職の鈴木昌則氏(69)を選んだ。2期目に入る。新役員の任期は、同日から2026年6月の定時代議員会まで。●山梨県医の新役員(○は新任、敬......
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、5.03 3週連続増、5月20〜26日
国立感染症研究所は7日、感染症週報第21週(5月20~26日)を公表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は5.03で、3週連続で増加した。過去5年間の同時期の平均と比べて「かなり多い」......
介護の「総合相談センター」、30都道府県で設置へ 年度内に
厚生労働省老健局高齢者支援課の佐藤修一・介護ロボット政策調整官は7日、「介護生産性向上総合相談センター」について、今年度中に30都道府県程度が設置するとの見通しを示した。整備を始めた昨年度は、5県の......
改正再生医療・臨床研究法が成立 厚労省の4法案、審議終了
厚生労働省が提出した再生医療等安全性確保法と臨床研究法の改正案は7日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。厚労省が今国会に提出した4本の法案は全て成立し、審議が終了した。 改正案では、再......
コロナ定点3.52、沖縄は19.74 5月27日~6月2日
厚生労働省は7日、2024年第22週(5月27日~6月2日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を発表した。全国の定点当たり報告数は3.52で、4週連続で増加した。総報告数は、前週から847人増とな......
介護事業者の倒産、1~5月は72件 過去最悪のペース、東商リサーチ
東京商工リサーチは7日、介護事業者(老人福祉・介護事業)の1~5月の倒産件数が計72件になったと発表した。これまで最多だった2020年上半期(1~6月)の58件を、すでに上回った。倒産の増加傾向はし......
全日病、7月に事務局移転 東京の神田三崎町に
全日本病院協会は7月1日から、事務局を、東京都千代田区の神田猿楽町から神田三崎町に移す。 新たな住所は、東京都千代田区神田三崎町1-4-17東洋ビル11階。電話番号(03-5283-7441)、FA...
[介護] 協力医療機関連携加算、実効性ある連携構築で同意得なくても算定可
厚生労働省は2024年度の介護報酬改定に関するQ&A(Vol.7)で、「協力医療機関連携加算」について介護施設・事業所が入所者の病歴などの情報を協力医療機関と共有する会議を定期的に開催するなど実効性のある連携体制を構築していれば、入所者の同意が得られなくても算定できるとの考え方を示した<doc15293page4>。 同加算は、高齢者施設などと協力医療機関との実効性のある連携体制を構築することを目的とした評価で、24年度の介護報酬改定で新設された。介護老人福祉施設や介護老人保健施設、グ...
[家計調査] 家計調査報告 24年4月分 総務省
総務省は7日、2024年4月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc15169page1><doc15169page2>▽全体/31万3,300円(前年同月比:名目3.4%増、実質0.5%増)、14カ月ぶりの実質増加▽保健医療関連/1万4,929円(名目2.4%増、実質1.2%増)、2カ月ぶりの実質増加●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:56万6,457円(名目2.3%増、実質0.6%減)、19カ月連続の実質減少<doc151...
[医療提供体制] 救急業務のあり方検討会、21日に24年度初会合 消防庁
総務省消防庁は、「救急業務のあり方に関する検討会」の2024年度の初会合を21日に開催する。24年度には、マイナンバーカードを活用した救急業務(マイナ救急)の全国展開や、増加する救急需要への対策に関する検討を行う。 消防庁によると、23年の救急自動車の救急出動件数は約764万件(速報値)で、集計開始以来の最多だった。同庁では、高齢化の進展や気候変動、感染症の流行などによって救急需要がさらに増加し、ニーズが多様化するとみている<doc15145page1>。そのため、「救急業務のあり方に...
[医療改革] 「かかりつけ医機能」報告制度、検討状況を社保審部会に報告
厚生労働省は7日、2025年4月に施行される「かかりつけ医機能」報告制度の検討状況を社会保障審議会・医療部会に報告した。厚労省は、病院や診療所が報告した「かかりつけ医機能」のうち、患者が受診先を選択するのに役立つものは医療機能情報提供制度(ナビイ)の報告事項に盛り込む。省内の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」で近く具体案を示す方針で、報告制度の枠組みを巡る議論は大詰めの段階に入る。 新たな報告制度を作るのは、地域に足りない「かかりつけ医機能」を底上げして、地域の患者が・・・...
[感染症] 新型コロナウイルス感染症が3週連続で増加 感染症週報
国立感染症研究所は7日、「感染症週報 第21週(5月20日-5月26日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc15135page6><doc15135page28>。▽インフルエンザ/0.24(前週0.28)/第12週以降減少が続いている▽新型コロナウイルス感染症/3.35(3.28)/3週連続で増加▽RSウイルス感染症/1.51(1.38)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.83(0.71)/3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比...
[感染症] 全国報告数1万7,401人、前週から847人増 新型コロナ
厚生労働省は7日、2024年第22週(5月27日-6月2日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は1万7,401人で前週から847人の増加となった<doc15095page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc15095page2>▽定点当たり(全国):3.52▽報告数(全国):1万7,401人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):東京都/1,412人、神奈川県/1,349人、北海道/1,207人●新型コロナウイルス感染症による入院患者の概況...
[医療改革] 少子化対策、2030年代までの6年間がラストチャンス 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は7日に開いた記者会見で、5日に公表された「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」の、出生数が72万7,277人で過去最少、合計特殊出生率が1.20で過去最低になったことについて「少子化の進行は危機的な状況だと受け止めている」と言及した<doc15050page1>。武見厚労相は「若年人口が急激に減少する2030年代に入るまでの6年間がラストチャンスになる」とし、危機感を表明した。 厚生労働省の少子化対策については、23年末に取りまとめられた「こども...