「匿名感染者情報」の第三者提供、審査の進め方を確認 厚労省小委
厚生労働省は30日、「匿名感染症関連情報の第三者提供に関する小委員会」の初会合を開き、審査業務の進め方を確認した。 「匿名感染症関連情報」は、感染症法に基づく発生届によって国が把握した内容を、個人を......
再生医療製品、提供医療機関への支援を 自公の推進議連
自民・公明両党の「再生医療を推進する議員の会」(会長=自民・加藤勝信衆院議員)は30日、再生医療等製品を提供する医療機関への支援を求める提言を、高市早苗科学技術政策担当相に提出した。医師の手技、医療......
緊急事態条項、「憲法に明記を」 災害に備えて決議、有識者団体
感染症と自然災害に強い日本を目指す「ニューレジリエンスフォーラム」(会長=三村明夫・日本製鉄名誉会長)は30日、東京都千代田区の日本武道館で、「国民の命と生活を守る武道館1万人大会」を開いた。緊急事......
紅麹サプリ、入院者284人に 受診者は1614人、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、29日までに入院治療を要した人(退院者を含む)は延べ284人となり、前日から1人増えた。医療機関を受診した人は1614人で、4人増えた。厚生労働省......
再生医療・臨床研究法、参院厚労委で審議入り
厚生労働省が提出した再生医療等安全性確保法と臨床研究法の改正案は30日、参院厚生労働委員会で審議入りした。武見敬三厚生労働相が趣旨を説明した。 改正案では、再生医療等安全性確保法の対象を、細胞加工物......
認知症施策、「当事者参画」を推進 基本計画で政府案
政府は30日の「認知症施策推進関係者会議」で、今秋に閣議決定を予定する「認知症施策推進基本計画」策定のポイント案を示した。認知症施策の推進に当たり、当事者・家族の意見を反映させることを重視する構えだ......
「サイバー攻撃」で紙カルテに、現在も復旧できず 岡山・精神科センター
岡山県精神科医療センター(岡山市)で、サイバー攻撃による電子カルテシステムのトラブルが19日に発生し、10日以上たった現在も復旧に至っていない。30日時点でも、紙カルテでの対応を余儀なくされている。......
アイフォーンで行政手続き 首相とクック氏会談
岸田文雄首相と米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が30日午前、オンラインで会談し、来春からスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」にマイナンバーカード機能を搭載すると確認した。......
医療貸付の利率、6月3日付で改定 福祉医療機構
福祉医療機構は6月3日付で、医療貸付の利率(固定金利)などを改定する。 病院の新築資金と甲種増改築資金(病床不足地域)については、償還期間10年以内は年1.000%とする。10年超11年以内は1.0......
【感染症ニュース】新型コロナ全国定点3.28(5/13-19) 前週比で更に増加 医師「大阪府でも前週比12%増加」(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が2024年5月24日に発表した2024年第20週(5/13-5/19)の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況等について」によると、全国の定点当たり報告数は3.28。前週
[看護] 25年度予算、看護DXの推進を要望 日本看護協会
日本看護協会は2025年度予算・政策に向け、看護DXの推進を含めた要望書を厚生労働省に提出した。デジタル技術の導入に必要な財源の確保のほか、医療機関を対象とした相談支援体制の強化を求めた<doc15093page4>。 要望書では、特に中小規模の医療機関ではデジタル技術の導入を検討する際の人材確保も大きな課題だとした上で、各都道府県に設置された医療勤務環境改善支援センターでの相談支援体制の強化などを求めた<doc15093page4>。 要望書は、日看協の高橋弘枝会長が5月...
[社会福祉] 重心型児童発達支援施設、9割強で「並行通園が必要」
重症の心身障害児が通う重心型の児童発達支援施設(151施設)の9割強で、保育園などの集団の中で生活習慣やコミュニケーションを学ぶ療育を行う「並行通園」が必要だと考えていることが、日本小児科学会が5月30日に公表した調査結果で分かった<doc15045page3>。一方、並行通園を実施している施設の約3割では、「園から子どもに対する情報共有がない」との回答があり、保育園などとの連携や情報共有が進んでいない現状が明らかとなった。 調査は重心型児童発達支援施設(259施設)を対象に、2023...
[看護] 看護教育に「プラネタリーヘルス」の視点を 日本医療政策機構提言
日本医療政策機構は5月30日、看護実践能力の修得に必要な学修目標を示す「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」の改訂について、地球環境と人間の健康とが相互に影響し合うメカニズムを探求する「プラネタリーヘルス」の視点を導入すべきだとした提言を発表した<doc15038page1>。 文部科学省では、看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に向けた検討を進めており、新しいカリキュラムは2026年度から運用開始される予定だ。看護学に先立って改訂され、24年度に導入が始まった医学教育モデル・...