公益代表理事の公募開始 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は29日、役員の任期満了に伴う公益代表理事1人の公募を開始した。常勤の理事(データヘルス担当)として理事長を補佐し、経営方針の立案に携わるほか、予算や決算、経理全般、契約事務......
24年度介護改定、4サービスが来月施行 訪問看護など
2024年度介護報酬改定で、訪問看護など4サービスの改定が、6月1日に施行される。医療ニーズが高い利用者への対応や医療機関との情報連携を評価する加算を創設するなど、改定を通じて医療との連携強化を図る......
近畿さい帯血バンク、来月1日再開へ 立ち入り検査で支障なし
厚生労働省は27日の厚生科学審議会・疾病対策部会造血幹細胞移植委員会で、日本赤十字社近畿さい帯血バンクの事業所移転を巡る立ち入り検査結果について「業務を適切に行う体制・設備が整っている」と報告した。......
「不祥事と決別し、信頼性向上へ」 GE薬協・川俣新会長
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は28日の定期総会で、高田浩樹会長(高田製薬社長)に代わり、新会長に川俣知己氏(日新製薬社長)が就任した。総会後の懇親会で挨拶した川俣会長は、「過去の不祥事事案と......
開発、投与一体の新施設 放射性医薬で、藤田医大
藤田医科大病院(愛知県豊明市)は、放射性物質を含む医薬品の開発や患者への投与を一体的に行う国内初の施設「セラノスティクスセンター」の本格運用を5月から始めた。がんやアルツハイマー病などで患者を効率的......
塩崎氏の演説一時中断 WHO総会、ロシア干渉
スイス・ジュネーブで開かれている世界保健機関(WHO)総会で28日、塩崎彰久厚生労働政務官がロシアのウクライナ侵攻を「国際規範に反している」と非難したところ、ロシアの代表が不服を申し立て、演説が中断......
遠隔ICU、5施設を支援へ 北海道の病院も、昭和大
2024年度診療報酬改定では、宿日直の専任医師でも勤務できる特定集中治療室(ICU)管理料5・6の医療機関が、ICU管理料1・2の医療機関から遠隔ICUモニタリングで支援を受ける場合、「ICU遠隔支......
「プベルル酸」で腎障害、ラットの実験で 紅麹サプリ問題、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所は28日、青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」が腎障害の原因となることが、ラットによる実験で示唆されたと発表し......
「認知症GH」「高齢者住宅」の整備推進へ 学研HD
学研ホールディングス(HD)は28日、医療福祉事業の戦略説明会を、東京・五反田の本社で開いた。グループ会社を通じて、認知症グループホーム(GH)や高齢者向け住宅の整備を、さらに進める姿勢を示した。 ......
遺伝子検査ビジネスの「規制強化を」 ゲノム基本計画に向け
超党派の「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟」(尾辻秀久会長)は28日、昨年6月施行の「ゲノム医療推進法」に基づいた基本計画に向け、意見を交わした。参加した医療関係者や患者......
日医会長選、松原謙二氏が立候補 前副会長、「財務省と闘うべき」
6月の日本医師会長選に向け、日医前副会長の松原謙二氏が28日、立候補を届け出た。会長選には、現職の松本吉郎氏がすでに出馬表明しており、選挙戦になる見通しとなった。 2年前の会長選では、松本氏と松原氏......
電子処方箋の導入、病院1.47%で低調 医科診は2.53%、厚労省
厚生労働省は28日、電子処方箋の直近の導入状況(4月28日時点)を明らかにした。オンライン資格確認システムを導入済みの病院のうち、運用を始めた施設は1.47%にとどまった。医科診療所は2.53%、歯......
3月審査分、請求件数2.6%増 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は28日の会見で、2024年3月審査分の審査状況を発表した。医科・歯科合計の原審査請求件数は前年同期比2.6%増の7033万件、請求点数は1.1%増の1377億1777万点だ...
医療データの収集促進へ、提供施設に「支援を」 自民・合同会議
自民党の合同会議は28日、医療情報の利活用とゲノム医療の推進に向けた提言を了承した。医療データの収集量を増やすため、データを提供する医療機関に対し、費用面の支援をすべきだと主張している。「骨太の方針......
紅麹サプリ、入院者281人に 受診者は1607人、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、27日までに入院治療を要した人(退院者を含む)は延べ281人となり、前日から1人増えた。医療機関を受診した人は1607人となり、1人増えた。厚生労......
20~22年のコロナ禍、「小児の肥満」増加 成育医療センター調査
国立成育医療研究センターは28日、新型コロナによる2020~22年のパンデミック期間中、「小児の肥満」が増加した、との調査結果を公表した。コロナ禍の環境変化が影響した可能性があるが、パンデミック以外......