肝がん・肝硬変の研究促進、新規認定患者が急増 助成要件緩和で
臨床データを用いた予後の改善や生活の質向上などに関する治療研究の促進と患者の医療費負担軽減を目的に行っている厚生労働省の「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業」で、2024年度の新たな肝がん・重度肝硬......
医療機関の支援、対象は「今後検討」 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は24日の閣議後会見で、今年度補正予算などで対応する医療機関などの経営・処遇改善の支援の対象範囲について「具体化については今後十分に検討したい」と詳細な説明を避けた。対象に診療所......
急性期の2加算統合「反対せず」 心臓血管外科学会
2026年度診療報酬改定に向けた中医協の議論で、「総合入院体制加算」と「急性期充実体制加算」を統合する方向性が示されていることについて、日本心臓血管外科学会は「反対しない」との見解を示した。統合しな......
無床診療所の利益率、24年度も高い 財務省が見通し、立民の会合で
立憲民主党は23日の会合で、医療・介護関連予算の課題について、財務省の説明を聞いた。財務省は、無床診療所のみを経営する医療法人の平均利益率が2023年度は8.6%だったと報告。「24年度はもう少し下......
立民が「社保調査会」設置 会長に長妻氏、会長代理に山井氏
立憲民主党は23日までに、「社会保障改革総合調査会」を設置し、役員を決めた。会長には長妻昭氏が就き、会長代理は山井和則氏、事務局長は柚木道義氏が務める。 他の役員は以下の通り(敬称略)。▽副会長=岡......
物価高など「環境変化への対応」を重点課題に 改定基本方針案
23日の社会保障審議会・医療保険部会では、2026年度診療報酬改定の基本方針について議論した。厚生労働省は、改定で重きを置く4つの「基本的視点」のうち、物価高騰や賃金上昇などの医療機関を取り巻く環境......
出産の給付体系、議論開始 医療保険部会、冬に骨格を取りまとめ
社会保障審議会・医療保険部会は23日、医療保険制度による出産の給付体系について議論を開始した。今冬にも骨格をまとめる。同日は、厚生労働相が任命した4人の専門委員が議論に参加。地域の1次施設を守る制度......
高齢者医療の負担、議論が本格化 「現役並み所得の基準」も焦点
厚生労働省の社会保障審議会・医療保険部会(部会長=田辺国昭・東京大大学院教授)で23日、医療保険制度改革として、高齢者医療を巡る負担の在り方の議論が本格化した。窓口負担などの負担区分の判定に用いる「......
医療機関支援、首相の姿勢「ありがたい」 日歯・高橋会長
日本歯科医師会の高橋英登会長は23日の定例会見で、高市早苗首相が物価・人件費の上昇により疲弊する医療機関を支援する姿勢を示していることを受け、「非常にありがたい」と評価した。国民皆歯科健診の拡充にも......
物価高「声なき声を受け止める」 副大臣退任の鰐淵氏
鰐淵洋子前厚生労働副大臣は23日、退任に当たり厚生労働省内で報道陣に挨拶し、「地域や社会で埋もれている声なき声を受け止め、これからの政治に生かせるように新たな立場で頑張っていく」と語った。 在任中は......
臨床研修マッチング、内定者8910人 大都市部以外は5366人
医師臨床研修マッチング協議会は23日、2025年度の医師臨床研修マッチング(26年度研修開始)の結果を発表した。希望順位の登録者9651人のうち、今回のマッチングで臨床研修を受ける病院が内定したのは......