働き方改革、経営の悪影響を懸念 大学病院、日病協で意見
日本病院団体協議会が24日に開いた代表者会議で、4月に始まった医師の働き方改革が経営に及ぼす悪影響を懸念する声が、大学病院や診療報酬実務者会議から上がった。 終了後に会見した仲井培雄議長(地域包括ケ......
日本病院団体協議会が24日に開いた代表者会議で、4月に始まった医師の働き方改革が経営に及ぼす悪影響を懸念する声が、大学病院や診療報酬実務者会議から上がった。 終了後に会見した仲井培雄議長(地域包括ケ......
厚生労働省の患者申出療養評価会議(座長=福井次矢・東京医科大茨城医療センター病院長)は23日、名古屋大病院でのプロトコル不順守について、同院が報告した再発防止策を了承した。 同院の患者申出療養「イン......
厚生労働省は24日、衆院の特別委員会で、政府が検討している出産の保険適用について、助産所が今後も妊産婦の出産場所としての役割を担うことは重要、との認識を示した。一谷勇一郎氏(維新)への答弁。 厚労省......
国立感染症研究所は24日、感染症週報第19週(5月6~12日)を公表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3.54で、増加に転じた。過去5年間の同時期に比べて「かなり多い」状況だ。 都......
都道府県がん診療連携病院連絡協議会は24日、「情報提供・相談支援部会」を開き、部会の従来の取り組みと、今後の活動の在り方について議論した。部会の問題点を洗い出して、動きを活性化させるべき、との意見が......
厚生労働省は24日、2024年第20週(5月13~19日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は3.28で、前週に引き続き増加した。総報告数は1万6230人で、前週......
群馬県医師会は23日の臨時代議員会で役員を改選し、次期会長として現職の須藤英仁氏(72)を選んだ。5期目に入る。役員は全員、再任となった。任期は6月27日の定時代議員会終結時から2026年6月予定の......
自民党の厚生労働部会は24日、議員立法として、社会保険労務士法の改正案を了承した。社労士の「使命」に関する規定を新設する。 改正案では、社労士は、労働・社会保険の専門家だと説明。関係法令の円滑な実施......
自民党の厚生労働部会は24日、政府が検討するデジタル行財政改革について、意見を交わした。「重症化する可能性が高い感染症をオンライン診療で見逃すことがないよう、地域ごとの感染症流行状況を、厚生労働省が......
厚生労働省が提出した育児・介護休業法と次世代育成支援対策推進法の改正案について、参院本会議は24日、与党などの賛成多数で可決し、成立した。 改正法では、介護離職の防止に向け、仕事と介護の両立支援制度......
小林製薬(大阪市)の「紅麹」サプリメントを巡る健康被害で、自民党の消費者問題調査会などは24日、機能性表示食品制度の信頼性を高めるため、医学薬学の専門家の意見を聞く仕組みを導入するなど、消費者庁によ......
岡山大学は5月24日、臓器への瞬間接着や脱着を容易に行える無機セラミックス系固体接着材を開発したと発表した。この接着材を用いることで、術野確保のために臓器や組織を限局的に除く「圧排」や、医療デバイスの固定など外科処置の簡便化を期待できる。 岡山大学や神戸大学などからなる研究グループが開発した新たな接着材は、骨の主成分のリン酸カルシウムの粉末が原料。リン酸カルシウムの微細ナノ粒子を合成した後に、加熱処理を施し、小さな「空孔」が数多く存在する「多孔質構造のプレート」を作製。この多孔質構造の・・・...
厚生労働省は5月24日、2024年3月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc15008page2>。▽出生数/5万5,198人(前年同月比10.2%減・6,297人減)▽死亡数/14万4,451人(7.7%増・1万295人増)▽自然増減数/8万9,253人の減少(1万6,592人減)▽婚姻件数/5万6,864件(3.3%減・1,916件減)▽離婚件数/2万230件(4.8%減・1,009件減)・・・...
厚生労働省は医薬品医療機器総合機構(PMDA)と共に、2024年度に開始する「治験エコシステム導入推進事業」の実施機関の公募を始めた。より効率的に治験を実施することで、ドラッグ・ラグやロスなどの課題解消につなげる治験エコシステムの導入に向けて、最大で3機関を選定し、治験環境の整備を推進する<doc14994page1>。 日本の医薬品産業を巡っては、海外で承認されている医薬品が開発に着手すらされない「ドラッグ・ロス」の拡大や創薬力の低下などが指摘されており、課題解消の方策の1つとして治...
仙台市立病院は24日、同病院の職員が入院患者のカルテを撮影した写真をインスタグラムに投稿し、1人分の氏名と病名を漏えいさせたと発表した。27日午前10時時点で個人情報の流出による被害は確認されていない。 市立病院によると、同病院の職員が4月15日ごろ、疾病の説明を業務の参考にするため、印刷した電子カルテの内容を自身のスマートフォンで撮影し、写真データを保存する目的で自身のインスタグラムに投稿したという。同職員は患者に関連する個人情報を全て消去したと認識していたが、写真には患者の氏名とIDが残って・...