診療所過剰地域、単価下げは「机上の空論」 日医・松本会長、財政審に反論
財政制度等審議会による「春の建議」を受け、日本医師会の松本吉郎会長は22日の会見で、反論を展開した。建議が主張する、診療所過剰地域の報酬単価引き下げについては、「人件費や物価の高い都市部の単価を引き......
財政制度等審議会による「春の建議」を受け、日本医師会の松本吉郎会長は22日の会見で、反論を展開した。建議が主張する、診療所過剰地域の報酬単価引き下げについては、「人件費や物価の高い都市部の単価を引き......
厚生労働省の「新たな地域医療構想等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大学長)は22日、前回に続き、関係団体や有識者などにヒアリングした。自治体関係者からは、次の構想で、地域ごとの現状を踏まえた......
四病院団体協議会は22日の総合部会で、医師偏在対策について意見を交わした。医師が少ない地域で、医師に残ってもらうためのインセンティブを検討すべき、との声が上がった。部会終了後の会見で、全日本病院協会......
東京都医師会の尾﨑治夫会長は22日の会見で、新型コロナについて、再び感染リスクが上昇する傾向があるとして、「今後も注目していく必要がある」と警戒を呼びかけた。政府が保有する経口治療薬は廃棄せず、「有......
武見敬三厚生労働相は22日の参院予算委員会で、薬価の中間年改定の在り方について、導入を決めた2016年当時から医薬品を取り巻く状況などが変化していることを踏まえ、中医協で議論する姿勢を示した。 質疑......
建築費などの高騰を受け、老朽化が進む一般病床の建て替えや改築が難しくなっている、との声が病院関係者から上がっている。四病院団体協議会は22日の総合部会で、「医療施設近代化施設整備事業」について、再び......
厚生労働省が22日に開いた予防接種基本方針部会では、男性に対するHPVワクチンの定期接種化も議論した。一部の委員からは定期接種に肯定的な声が上がり、下部組織の「ワクチン評価に関する小委員会」で引き続......
厚生労働省の予防接種基本方針部会は22日、HPVワクチンの接種機会を逃した人への特例措置「キャッチアップ接種」について議論した。期限が今年度末に迫っているため、夏までの間に、重点的に周知広報するよう......
子どもへの性暴力を防止する法案は22日、衆院の「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会」で、全会一致で可決された。 法案では、学校設置者や認定を受けた民間教育保育事業者を対象に、......
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、21日までに入院治療を要した人(退院者を含む)は、延べ277人となり、前日から1人増えた。医療機関を受診した人は延べ1599人となり、4人増えた。......
日本人間ドック・予防医療学会は22日までに、2月と3月の人間ドック健診施設機能評価を公表した。新たに北播磨総合医療センター(兵庫)を認定した。 11施設の認定更新もあった。 更新したのは、▽寿泉堂ク......
オリックスは22日、働きながらの子育てをテーマにした「働くパパママ川柳」の受賞作品を発表した。大賞には「小児科の 予約画面で オトナブルー」(33歳男性)を選んだ。仕事の合間に診察をインターネット予......
宮崎県医師会は21日の臨時代議員会で、任期満了に伴う役員改選を行い、次期会長として現職の河野雅行氏(79)が無投票で当選した。6期目に入る。任期は6月15日から2026年の定例代議員会終了まで。●宮......
厚生労働省は22日、後発医薬品業界の再編などを議論してきた検討会の報告書を公表した。品質が確保された後発医薬品の安定供給に向けた具体策を実施するため、法的枠組みの必要性も含めて検討し、早急に実行するよう求めている<doc14983page31>。 報告書では、企業のシェアが低い状況でも、生産効率が悪く収益性が低い場合でも、後発医薬品市場の拡大に伴ってこれまでは企業が成長を見込めたが、低分子の後発医薬品市場の大きな拡大はもう見込めないため「これまでのようなビジネスモデルは今後、成り立たな...