急性期のリハ・栄養・口腔充実、「最上の評価」 日慢協
日本慢性期医療協会の井川誠一郎副会長は23日の会見で、2024年度診療報酬改定で急性期病棟で算定できる「リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算」の創設などを「最上の評価に値する」と述べた。低栄養......
保険外併用療養「しっかり見直す」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は24日の閣議後会見で、保険外併用療養費制度について「あらためて、しっかり見直す」と述べた。 武見厚労相は23日に行われた政府の経済財政諮問会議に提出した資料で、イノベーションを治......
機能性表示食品の在り方見直しへ 消費者庁検討会がまとめ
消費者庁の「機能性表示食品を巡る検討会」は23日、最後の会合を開き、同食品の制度見直しに向けた報告書案を座長一任で了承した。全ての機能性表示食品について、医師の診断で健康被害の疑いが否定できない場合......
ブリモニジン含有点眼剤、要指導薬へ 効能・効果は「結膜充血」
厚生労働省の薬事審議会要指導・一般用医薬品部会は23日、千寿製薬の「マイティアルミファイ」(有効成分名=ブリモニジン酒石酸塩)の製造販売承認と要指導医薬品への指定を了承した。効能・効果は結膜充血。近......
生体解剖資料、九大に寄付 証言の医師遺族、展示検討
太平洋戦争末期に九州帝国大(現九州大)医学部で米兵捕虜8人に「実験手術」が施された「九大生体解剖事件」に医学生として立ち会った故・東野利夫医師が戦後収集した資料が、遺族から九州大医学部に寄付された。......
服用後に性交渉で相手妊娠 胎児奇形恐れの薬、初事例
厚生労働省は23日、胎児に奇形を引き起こす恐れのある薬を服用した男性が避妊をせず性交渉をし、相手の女性が妊娠した事例があったと明らかにした。この薬はがんの一種、多発性骨髄腫の治療薬「レブラミド」。か......
Microsoftが医療特化のAIモデル発表、マルチモーダルをがん診断に応用へ(ニュース)
米Microsoft(マイクロソフト)と米医療機関大手のProvidence(プロビデンス)、米ワシントン大学は米国時間2024年5月22日、医療向けAI(人工知能)モデル「Prov-GigaPath」を開発したと発表した。関連論文が同日に学術誌「Nature」に掲載された。 Prov-GigaPathは、スライドガラス上の腫瘍組織などの標本全体を高解像度のデジタル画像に変換する「全スライド画像......
「異次元」の改定、賃金増・物価高対応に難しさ 迫井医務技監
厚生労働省の迫井正深医務技監は本紙の取材で、2024年度トリプル改定について、賃金増・物価高が進む中、近年にない難しさを抱えた「異次元の改定」になったと表現した。一方で、改定の内容については、高齢者......