能登半島地震、医療支援に「感謝」 石川県医・安田会長【無料】
石川県医師会の安田健二会長は31日の日医臨時代議員会で、能登半島地震の被災地への全国の医師会の支援に謝意を述べた。 JMAT（日医災害医療チーム）の関係者に対しては、道路寸断や断水などの影響で、「大......
へき地での「D to P with N」、働き方改革にも有効 角田副会長
【日医代議員会・答弁要旨】地域課題の解決に向けたオンライン診療の活用について、日医としては、医療機関へのアクセスが制限されている場合に対面診療を補完するケースや、災害時などの有事でも有用と考える。平......
日医会長選、松本氏が出馬表明 「取り組みを強固に推進」
日本医師会の松本吉郎会長は31日の日医臨時代議員会で、6月の日医会長選に向け、2期目を目指して出馬する意向を表明した。 松本会長は2年前の就任以来、会務運営方法の再構築や、関係省庁との連携強化、政府......
次期も会長として、地域医師会と一丸で 松本会長の挨拶要旨
能登半島地震については、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまへのお見舞いを申し上げる。 日医は都道府県医師会の協力の下、能登半島の被災地や金沢以南の1.5次避難所、2......
和歌山工場を立ち入り検査 小林製薬、大阪工場に続き連日
小林製薬（大阪市）が製造した紅麹配合サプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、厚生労働省と和歌山県は31日、食品衛生法に基づき、同社子会社の和歌山工場（同県紀の川市）を立ち入り検査した。......
「上手な医療のかかり方」を啓発、働き方改革で 城守常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】医師の働き方改革を進めていくためには、国民の理解を得るとともに、上手な医療のかかり方に協力していただくことが不可欠だと考えている。 改革がスタートするに当たっては、今、なぜ......
キャッシュレスの医療機関負担、協議を継続 長島常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】キャッシュレス決済の手数料について、日医は以前より、医療機関にコスト負担が発生すべきではないとの原則に立ち、経済産業省、厚生労働省と協議している。 最大の障壁は、クレジット......
OTC、保険薬への転用は困難 宮川常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】せき止めや去痰薬の供給不足が深刻化しているが、医療用医薬品と同等ではないせき止め薬などのOTC医薬品を、すぐに保険適用薬として生産はできない。医療用医薬品のような単一成分で......
かかりつけ機能・医療構想・地ケア、三位一体で推進 城守常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】▽かかりつけ医機能▽地域医療構想▽地域包括ケアシステム―を三位一体の取り組みとして捉え、超高齢社会の医療・介護モデルであると同時に、少子化が深刻化した社会のモデルとなるよう......
医療AI、日医の会議体で検討へ 佐原常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】医療現場におけるAIに対する懸念、AI活用においての倫理観は、重要な課題だ。現在の日医の医療AIに対する基本的な考え方は、2022年3月の生命倫理懇談会の答申に基づいている......
在るべき環境実現へ、医政活動に取り組む 今村常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】国民皆保険の医療制度下で、医師は自らの処遇について、国の考えを知る権利がある。一方、医師の将来は、医療界自らが作り上げていくもので、それを代表して国に提言するのが、日医の重......
施設入居で遠方の医師が主治医に、「由々しき問題」 江澤常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】かかりつけ医が長年診療してきた患者が、急性期入院の後、回復期や慢性期に移行し、在宅となった際、元のかかりつけ医と異なる医師が主治医となる事例や、高齢者施設への入居とともに他......
本来の目的から逸脱した零売、重大な問題 宮川常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】いわゆる零売を全国チェーン調剤薬局が開始して、指摘のような「医療用医薬品が薬局で購入できる制度があります」などの広告をしていた。このことに関しては、本来の目的から逸脱した処......
医療DXの導入・維持、費用は最小化すべき 長島常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】国の進める医療DXは、国民・患者への安全・安心でより質の高い医療提供や、医療現場の負担軽減に資するとの考えから、全面的に協力する。会員への支援・教育としては、相談窓口をホー......
健康寿命の延伸へ、幼少期から教育を 渡辺常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】健康寿命を延ばすには、予防可能な疾病に罹患しないような生活習慣を身に付けることが大事。幼少期から、自身の健康を管理する意識や能力を育てられるような教育が必要だ。 日医・学校......
生活習慣病対応、改定後の影響把握は重要 長島常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】2024年度診療報酬改定で、生活習慣病の医学管理料が再編された。日医としても、影響把握と対応は重要だと考えている。中医協の場で、調査の設計や結果の分析・対応が適切なものにな......
看護職志望者の確保へ、「PR動画」を公開 釜萢常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】18歳人口の減少や大学志向、資格がなくても相応の報酬が得られる状況にあることなどを要因として、医師会立に限らず、多くの看護師・准看護師養成所が定員割れとなっている。 看護職......
医療政策への主張反映、「団結が重要」 猪口副会長
【日医代議員会・答弁要旨】医療政策は利害対立もあり、必ずしも医療側の医師会の主張だけが通るわけではない。財務省や厚生労働省、患者団体など、それぞれステークホルダーがいて、「ベクトルの均衡点」で一定の......
税収の上振れ分、医療費財源に活用を 茂松副会長
【日医代議員会・答弁要旨】医療費の財源に関しては、物価や人件費が高騰するのに伴い、保険料や税収も上がっていく。昨今の税収の上振れ分を、医療費の財源として活用しなければならない。消費税の一本足打法から......
新たな会員情報管理、異動手続きの「負担軽減」 笹本常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】新会員情報管理システムの公開は、10月末を予定している。7月末までにブロック単位で説明会を開き、8月下旬からは一部医師会で先行導入を開始する。 新システムでは、ポータルサイ......
若手会員との情報共有、「重要な課題」 釜萢常任理事
【日医代議員会・答弁要旨】若手医師会員との情報共有は、会員フォローアップの強化や、会員資格の継続とも関連する重要な課題だ。日々の診療と自己研鑽に努める中で、医師会に接する機会は必ずしも多いとは言えず......