過剰・不足の医療機関機能、「見える化」し議論を 厚労省・西嶋課長
今夏の人事異動で、厚生労働省医政局の地域医療計画課長に就任した西嶋康浩氏は本紙の取材に応じ、新たな地域医療構想(新構想)の医療機関機能について、各地域で過剰な機能や不足する機能を「見える化」して議論......
病床削減の調査、積極的な回答呼びかけ 厚労省・西嶋課長
厚生労働省は、「骨太の方針2025」に記載された病床削減に関する調査を、8月に開始した。医政局地域医療計画課の西嶋康浩課長は本紙の取材で、「足元で医療機関がどういう状況なのか、改めて、以前よりも詳し......
26年度改定「入院料の大幅引き上げを」 地ケア病棟協会が提言
地域包括ケア推進病棟協会は19日、2026年度診療報酬改定に向けた提言書を厚生労働省保険局医療課に提出したと発表した。物価や人件費などの増加により「地域包括ケア病棟」と「地域包括医療病棟」を有する病......
介護・障害の処遇改善へ、26年度に「期中改定を」 立民、厚労省に要請
立憲民主党は19日、介護・障害福祉分野について、従事者の処遇改善と事業所の経営安定を図るため、2026年4月に期中改定を行い、報酬を引き上げるべきだと厚生労働省に要請した。これを受けた厚労省幹部は、......
中医協診療側委員、長島氏の後任に黒瀨巌氏 日医
日本医師会は、中医協の診療側委員を退任する長島公之常任理事の後任に、黒瀨巌常任理事を充てることを決めた。 黒瀨氏は慶応大卒。63歳。東京都医師会理事などを経て、2022年に日医常任理事に就任した。現......
マダニ媒介のSFTS、過去最多135件 JIHS速報値
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は19日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の今年の累積患者報告数が、速報値で135件になったと公表した。国内で初めてSFTS......
病床機能報告の期限、26年6月末まで延長 厚労省、現行の構想で
厚生労働省は、現行の地域医療構想における病床機能報告の期限を、2026年6月末まで延長した。12日付で医療法施行規則を改正する省令を公布、施行した。 現行の地域医療構想では、「基準日」が経過した後の......
目標は最高血圧130未満
日本高血圧学会は全ての人が取り組むべき降圧目標を、医療機関で血圧を測定するときは原則、収縮期(最高)を130未満、拡張期(最低)80未満とすると発表した。自宅で血圧計を使う場合には最高125未満、最......
地域フォーミュラリの薬効群、順調に拡大 広島・備北メディカルネット
広島県北部(三次、庄原両市)の4つの基幹病院でつくる地域医療連携推進法人「備北メディカルネットワーク」が地域フォーミュラリの採用薬効群を順調に増やしている。3種類だった2023年8月の開始時から、今......
介護の魅力、自ら発信 厚労省事業、10月に講座スタート
介護や福祉の仕事の魅力について、現場の介護職員らに、自らSNSなどで発信するスキルを身に付けてもらおうと、10月に「KAIGO LEADERS SCHOOL」が開講する。厚生労働省の今年度事業の一環...
緊急時の保護者同意ない医療「法的責任負わず」 こども家庭庁
保護者の思想信条による医療ネグレクトに関して、こども家庭庁はこのほど、緊急の場合に保護者の同意が得られず医療機関が判断して実施する医療行為は、刑法や民法の法的責任を負わないと整理した。7日付で出した......
新構想へ、骨太踏まえた調査実施 厚労省、再編状況など把握
厚生労働省は、新たな地域医療構想に向けて、医療機関の連携・再編・集約化の状況を把握する調査を行う。「骨太の方針2025」に記載された、病床削減に関する記載を踏まえた調査となる。医政局地域医療計画課が......
高齢者の熱中症予防、「声かけ」に協力を 環境省・厚労省
政府による今年度の「熱中症予防強化キャンペーン」(4~9月)の一環として環境省と厚生労働省は、高齢者に携わる団体・事業者に対し、高齢者の身体的な特性を踏まえた予防の声かけに協力を求める文書をまとめた......