ベアの具体額提示、組合の3割にとどまる 春闘、医労連調査
日本医療労働組合連合会(医労連)が2024年春闘の使用者側の1次回答を調べたところ、ベースアップの具体額の提示を受けた組合は、調査に答えた組合の3割にとどまった。医労連は、ベアに向けた交渉は低調だと......
JMAT派遣、調整体制を集約 能登地震で日医【無料】
日本医師会の細川秀一常任理事は27日の会見で、能登半島地震の被災地に派遣しているJMAT(日医災害医療チーム)の派遣調整支部を、段階的に集約していると説明した。 JMATの派遣に当たって、石川県庁に......
紅麹サプリの健康被害、医師は「保健所に報告を」 日医・神村氏
小林製薬の紅麹を用いたサプリメントを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、日本医師会の神村裕子常任理事は27日の会見で、全国の医師に対し、摂取による健康被害が疑われる例がある場合は、管轄の保健所に......
働き方改革、無理なく着実な推進を 日医・松本会長
4月に始まる医師の働き方改革を目前に控え、日本医師会の松本吉郎会長は27日の会見で、「無理に進めると医療提供体制にゆがみを生じることが懸念される」と述べ、改革の着実な推進を訴えた。 日医が受託した「......
MRワクチン、小児の定期接種を「優先に」 麻疹拡大で、日医・釜萢氏
麻疹の感染事例増加に伴うワクチン需要の増加を踏まえ、日本医師会の釜萢敏常任理事は27日の会見で、MRワクチンを小児定期接種に優先的に配分するように呼びかけた。 医薬品卸には、例年の接種実績に応じて納......
生活保護受給者、「かかりつけ医の登録制を」 立憲・中島氏
27日の衆院厚生労働委員会で、立憲民主党の中島克仁氏は、生活保護受給者にかかりつけ医の登録制を導入することを提案した。 受給者は、医療ニーズや健康管理の重要性が高いほか、生活に課題を抱えていることも......
大阪市、小林製薬に回収命令 岐阜の製造工場に立ち入り調査
小林製薬が製造した紅麹配合サプリメントを摂取した人が腎疾患などを発症した問題で、大阪市は27日、食品衛生法に基づき「紅麹コレステヘルプ」など3商品の回収を命令した。 3商品ともすでに同社が自主回収を......
診療所の外来見直し、「趣旨・内容を踏まえて対応を」 厚労相
武見敬三厚生労働相は27日の衆院厚生労働委員会で、2024年度診療報酬改定による診療所の外来診療の見直しについて、「改定内容を丁寧に周知させていただく。診療所では、改定の趣旨・内容を踏まえて対応して......
診療所の感染症対応、「モデル研修」を紹介 日医・釜萢氏
日本医師会の釜萢敏常任理事は27日の会見で、診療所の新興感染症対応の能力向上のため、「モデル研修」を開いたことを紹介した。 モデル研修は24日に日医会館で開催し、地域の医師会関係者が受講。学んだ内容......
生活困窮者自立支援法を修正可決 衆院厚労委
衆院厚生労働委員会は27日、生活困窮者自立支援法等改正案について、一部修正した上、与党などの賛成多数で可決した。検討条項について、生活困窮者への支援が公正で分かりやすいものであることを確保する観点を......
四病協、准看護師は「必要」 日看協要望に反発
日本看護協会が高校での准看護師養成の停止を文部科学省に要望したことを受け、四病院団体協議会は27日の総合部会で、准看護師は必要だとして、養成停止に反対する意見でまとまった。部会後の会見で、日本医療法......
地域包括医療病棟、「研究会」で課題を検討 四病協
四病院団体協議会の総合部会は27日、2024年度診療報酬改定で新設する地域包括医療病棟の課題を検討するため、医療保険・診療報酬委員会の下に、「地域包括医療病棟に関する研究会」を設置した。部会後の会見......
医師偏在対策、「若手医師」の意見も聞くべき 構成員が提言
27日の「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」では、偏在対策の議論の進め方を巡って、多くの意見が出た。神野正博構成員(全日本病院協会副会長)らは、若手医師の考え方を参考に議論すべきだ......
紅麹サプリ問題、健康被害の拡大防止を 関係省庁連絡会議
小林製薬の紅麹を用いたサプリメント問題を受け、政府は27日、関係省庁連絡会議を厚生労働省内で開いた。厚労省、消費者庁、国税庁、農林水産省の幹部が出席し、関係省庁で連携して一体的に対応する方針を確認し......