薬価削除プロセスの簡素化を検討 少量多品目構造の解消で
厚生労働省は15日の「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」で、供給停止から薬価削除までのプロセスの見直しや簡素化を検討する方針を示した。薬価削除をしやすくすることで供給問題と関わる少量多品目......
コロナ専門家組織、廃止へ 20年2月から124回開催
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」(脇田隆字座長)が3月末で廃止される方向となったことが分かった。この冬の流行でも、対応に大き......
感染症対策部、「迅速な意思決定が可能に」 能登地震対応も、佐々木氏
昨年9月、厚生労働省に立ち上がった感染症対策部。初代部長に就いた佐々木昌弘氏はじほうの取材で、▽検疫▽予防接種▽感染対策―に一体的に対応することで、関連施策の迅速な意思決定が可能になったと説明した。......
コロナワクチンの定期接種化、負担軽減策を「準備中」 佐々木部長
厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部の佐々木昌弘部長はじほうの取材で、4月以降、原則有料に切り替わる新型コロナワクチンの定期接種について、自己負担の軽減につながる助成金を準備中だと説明した。 全額......
この国の医療のかたち 第119回 パリ、ジュネーヴ及び医療需要をめぐって
●パリ、ジュネーヴ この連載ですでに触れたことがあると思いますが、私がこれまでの人生で一定期間居住したことのある海外の都市は、パリとジュネーヴの2箇所です。パリは1981年から1983年の2年間、ジュ......
診療報酬改定の財源配分、決定プロセスの検証を
2024年度診療報酬改定が告示された。今回は、物価高騰・賃金上昇を背景に、改定財源の大半を医療従事者の「賃上げ」に充当する方針が、昨年12月の改定率決定の際に大臣合意で決まった。近年、改定率決定に合......
酒を飲んでも飲まれるな
3月に入り、間もなく春本番を迎える。桜の開花予想は、全国的に平年よりも早いようだ。東京は21日に開花となる見込みで、月末までに九州から北陸にかけて開花する見通しだ。 春といえば、お花見や歓送迎会など......
ピロリ菌の薬剤耐性化、対応を検討へ 厚労省
厚生労働省の佐々木昌弘感染症対策部長は15日の参院予算委員会で、胃がんの原因となるピロリ菌について、薬剤耐性化への対応を新たに検討する考えを示した。専門家による検討の場で、議題として取り上げる見通し......
ベア評価料の対象職員、通知に基づいて判断を 医療課・加藤補佐
厚生労働省保険局医療課の加藤琢真課長補佐は14日、2024年度診療報酬改定で新設するベースアップ評価料の対象職員について、「事務職は対象外だが、医師事務作業補助者は対象にするなど、通知に基づき、判断......
新設の「救急患者連携搬送料」、2次救急も算定可 医療課が見解
厚生労働省保険局医療課の加藤琢真課長補佐は14日、いわゆる下り搬送を評価するため、2024年度診療報酬改定で新設する「救急患者連携搬送料」について、年間2000台以上の救急車の受け入れ実績があれば、......
がん登録、情報提供マニュアルを改訂へ 「審査委」廃止で
厚生労働省の厚生科学審議会・がん登録部会は15日、全国がん登録の「情報の提供マニュアル」の改訂案を了承した。「全国がん登録情報の利用と提供に関する審査委員会」を今年度で廃止するため、関連する文言を修......
介護DBの利用GL改正へ 医療との連結拡大で
厚生労働省の専門委員会は14日、介護DB(介護保険総合データベース)の利用に関するガイドライン(GL)の改正案を了承した。連結解析が可能になるDBの増加を見据え、昨年9月に見直したNDBなどの利用G......
コロナワクチン、8300円を助成 自己負担は7000円、定期接種化で
来年度の新型コロナワクチンの定期接種化に伴い、厚生労働省は15日、接種1回につき、自己負担の標準費用と見込んでいた7000円からの超過分として、8300円を市町村に助成すると発表した。今秋の定期接種......