物価・賃金踏まえ「大幅プラス改定」決議 自民、国民医療を守る会
自民党の「国民医療を守る議員の会」(加藤勝信会長)は2日の総会で、2026年度診療報酬改定での大幅なプラス改定を求める決議を採択した。24年度以降の物価高・賃金増を反映するとともに、26年度からの2......
マイナ保険証促進へ、医療機関にも「説明を」 松本デジタル相
松本尚デジタル相は2日の閣議後会見で、マイナ保険証の利用率向上に関する考え方を問われ、「医療DX全体の便利さを医療機関側にもまだ理解してもらえていない部分もある」とし、医療機関と患者の両方にアプロー......
マイナ保険証移行「引き続きメリット周知」 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は2日の閣議後会見で、発行済みの全ての健康保険証が同日までに有効期限切れになったことについて、「今後さらなるマイナ保険証の利用が期待されると考えている」と述べた。その上で「引き続......
インフル流行拡大で注意喚起 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は2日の閣議後会見で、現在流行が拡大しているインフルエンザについて、「基本的な感染対策の徹底を」と注意喚起した。 11月17~23日の全国の定点当たり報告数が51.12と、過去1......
サムスカの適正使用通知を改訂 厚労省、後発品の適応追加に備え
厚生労働省医薬局医薬品審査管理課は11月28日付で、V2-受容体拮抗剤トルバプタン(先発医薬品名「サムスカ」)について、後発医薬品を含めた使用上の留意事項を通知した。 サムスカが持つ効能・効果のひと......
きょうから「マイナ保険証が基本」に 従来の保険証は期限満了
発行済みの全ての健康保険証が1日で有効期限切れとなり、2日から「マイナ保険証を基本とする仕組みへの移行」がさらに進む。患者が医療機関・薬局で利用するのは基本的にマイナ保険証、資格確認書となる。 後期......
介護2割負担拡大、国費最大「60億円」縮減 厚労省が試算
厚生労働省は1日の社会保障審議会・介護保険部会(部会長=菊池馨実・早稲田大理事)で、介護保険サービスの利用者負担を2割にした場合の財政影響の試算を示した。年収を現在の基準から引き下げた場合、最大で国......
インフル「サブクレードK」が拡大 従来の対策が有効
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は1日、インフルエンザの流行状況に関する記者向け勉強会を開いた。国内では現在、A(H3N2)ウイルスの報告が8割を占め、中でも変異型の「サブクレードK」が拡大して......
子どもの悩み解消で新規事業、医療機関と連携も 補正でこども家庭庁
こども家庭庁は2025年度補正予算案で、いじめなどの子どもの悩み・課題に、地方自治体が部局横断的に対応するためのネットワークを構築するモデル事業に8億円を計上した。子どもの悩みの背景に、病気などの医......
実調、急性期入院料の再編を注視 全日病・神野会長
厚生労働省が11月の中医協に報告した「第25回医療経済実態調査」の結果について、四病院団体協議会の幹部が本紙の取材に答えた。全日本病院協会の神野正博会長(社会医療法人財団董仙会理事長)は、急性期一般......
26年度改定率、大幅プラスを 四病協、片山財務相に要望
四病院団体協議会は1日、片山さつき財務相と面談し、2026年度診療報酬改定の改定率を大幅なプラスにするよう要望した。文書ではなく、口答で要望した。●補正予算、賃上げ・物価上昇支援の5341億円を評価......
統括庁、複合災害に対応可能な組織に レジリエンスフォーラム
感染症と自然災害に強い社会を目指す「ニューレジリエンスフォーラム」(会長=三村明夫・日本製鉄名誉会長)は1日、健康危機全般を管理する司令塔の設置などを求める要望書を高市早苗首相に提出した。具体的には......
26年度改定「大学病院へ適切な評価を」 松本文科相、厚労省と連携
10月に着任した松本洋平文部科学相は1日、メディアの共同取材に応じた。大学病院の厳しい経営状況の背景に、診療報酬上の評価が不十分なことがあるという認識を表明。2026年度診療報酬改定では「大学病院な......
適正化の病床数、医療機関の意向も踏まえ具現化 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は1日の参院本会議で、今年度補正予算案に盛り込んだ病床数適正化支援事業について、「『約11万床』という数字を念頭に、必要な金額を計上した」と説明した。一方で、実際の支援対象となる......
胃がんの発症予防、影響額の試算手法を検討 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は1日の参院本会議で、ピロリ菌の除菌による胃がんの発症予防が医療費に及ぼす影響について、「現在、専門家と試算の手法などについて相談を進めている」と述べた。秋野公造氏(公明)への答......