再発防止に生かせるか? 介護事故情報、国が収集へ
厚生労働省は2027年度から、介護現場で発生した事故情報を国が一元的に収集する仕組みを始める構えだ。傾向や原因を分析し、介護事業者に有用な形でフィードバックする。 現状では、介護現場で起きた事故は、......
厚生労働省は2027年度から、介護現場で発生した事故情報を国が一元的に収集する仕組みを始める構えだ。傾向や原因を分析し、介護事業者に有用な形でフィードバックする。 現状では、介護現場で起きた事故は、......
21日に始まる見込みの臨時国会では、厚生労働省が提出し、継続審査となっている医療法改正案が成立に至るかが焦点の一つだ。成立させるには審議日程が「窮屈」との見方が強いが、厚労省は、来年の通常国会への先......
自民党と日本維新の会は17日、連立政権の構築も視野に、前日に続いて政策協議を進めた。終了後、両党とも協議は「大きく前進した」と説明した一方、個別政策の詳細は明らかにしなかった。臨時国会での首相指名選......
介護福祉士の資格取得について、自民党の社会保障制度調査会・介護委員会による17日の介護団体ヒアリングでは、養成施設卒業者への国家試験合格義務付けに関する経過措置延長を巡り、団体間で意見が分かれた。条......
17日の中医協総会で、支払い側の松本真人委員(健保連理事)は特定機能病院などを対象にした逆紹介割合が低い場合の初診料・外来診療料の減算について、厳格な運用などを訴えた。 特定機能病院などでは、紹介......
外来医療を取り上げた17日の中医協総会は、2024年度診療報酬改定で大きな見直しが行われた生活習慣病管理料を巡って議論した。管理料Ⅰについて、医療資源投入量に見合った適正化を求める支払い側に対し、診......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)は17日、2026年度診療報酬改定に向けて外来医療の議論を深めた。かかりつけ医機能の体制整備を評価する「機能強化加算」の扱いが焦点になった。支払......
介護関係13団体で行った緊急調査によると、介護従事者の2025年度の賃上げ率は2.58%で、25年春闘の全産業平均賃上げ率(5.25%)を2.67ポイント下回った。全産業平均との差は24年度より拡大......
中医協総会は17日、2026年度診療報酬改定でのバイオ後続品(BS)の使用促進策を取り上げた。診療側の江澤和彦委員(日本医師会常任理事)は24年度改定で新設した「バイオ後続品使用体制加算」について、......
立憲民主党の厚生労働部門(小西洋之部門長)と、社会保障改革総合調査会(長妻昭会長)の合同会議は17日、党が5月に厚生労働相へ要望した医療機関への経済的支援の強化などについて、対応状況を聞いた。出席し......
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は17日、2025年第40週(9月29日~10月5日)の「急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス週報」を公表した。全国の定点当たり報告数は58.86で、前週の5...
厚生労働省は17日、2025年第41週(10月6~12日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は3.72で、前週の4.82から減少した。総報告数は1万4303人で、...
厚生労働省は17日、2025年第41週(10月6~12日)のインフルエンザの発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は2.36で、前週の1.56から増えた。総報告数は9074人で、前週から約300...
厚生労働省の循環器病対策推進協議会(会長=永井良三・自治医科大学長)は17日、第2期循環器病対策推進基本計画(2023~28年度)の中間評価で各施策を評価するための「コア指標」を決定した。脳卒中関連......
与野党は17日の衆院議院運営委員会理事会で、石破茂首相の後継を選ぶ首相指名選挙について、臨時国会召集日の21日に行うことで大筋合意した。自民党は同国会の会期を12月17日までの58日間とする方針を伝......
厚生労働省がこのほど公表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向2025年度4-5月号」によると、25年度4月の調剤医療費は7,196億円となり、対前年度同期比では3.9%の増加となった。内訳は、技術料が2,002億円(対前年度同期比4.7%増)、薬剤料が5,180億円(3.6%増)。後発医薬品の薬剤料は1,000億円(4.3%増)だった<doc22299page1>。後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、91.2%(前年同期差5.5%増)<doc22299page2>...
厚生労働省がこのほど公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2025年度4-5月号」によると、25年度4-5月の概算医療費は8.1兆円、対前年同期比では2.6%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は4.3兆円(対前年同期比1.2%増)、75歳以上は3.3兆円(4.5%増)だった<doc22295page1><doc22295page4>。 1人当たり医療費は6.5万円(3.1%増)で、75歳未満は4.2万円(2.2%増)、75歳以上は16.4万円(1.9%増)&l...
厚生労働省がこのほど公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2025年度4-5月号」によると、25年度4-5月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は4兆2,754億円(対前年同期比1.2%増)、75歳以上は3兆3,145億円(4.4%増)となったことがわかった<doc22294page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆3,002億円(1.2%増)、75歳以上は1兆6,756億円(5.7%増)<doc22294page3>。医科入院外医療費は75歳未...
中央社会保険医療協議会の17日の総会では、多剤服用により薬物有害事象のリスクの増加や服用過誤などにつながるポリファーマシーの解消に向けた取り組みを「質」の視点も踏まえて評価する方向でまとまった。 ポリファーマシー対策への評価は、入院時の総合的な評価や処方変更に多職種連携で取り組んだ医療機関を評価する「薬剤総合評価調整加算」と、実際に減薬したことを評価する「薬剤調整加算」がある<doc22070page43>。 また、医療機関に減薬を提案した薬局への評価として「服用薬剤調整支援料1」、服...
厚生労働省は、利用者の介護情報を本人や介護事業所、医療機関など関係者が閲覧できる介護情報基盤の導入に関する助成金の申請の受け付けを開始した。介護情報基盤ポータルで2026年3月13日まで受け付ける<doc22169page2><doc22169page3>。 助成の対象となるのは、カードリーダーの購入や介護情報基盤との接続サポートなどの経費。訪問・通所・短期滞在系の介護サービスの場合は6.4万円、居住・入所系サービスは5.5万円、その他のサービスでは4.2万円が限度額となる...