【中医協】新創加算、企業指標廃止に賛同 業界団体が意見陳述
中医協は6日の薬価専門部会で、次期薬価制度改革に向けて医薬品業界からヒアリングを行った。焦点になっている新薬創出加算の企業要件は、厚生労働省が11月29日の会合で提案した「加算対象企業の規定は残し、......
【中医協】卸連、持続的な薬価下支えの仕組みを要望
日本医薬品卸売業連合会(卸連)の宮田浩美会長は6日、中医協薬価専門部会で意見陳述し、医療上の必要性の高い医薬品の薬価を緊急措置としてだけでなく、持続的に下支えする仕組みが必要だと訴えた。現行の薬価制......
ジャヌビアやザイティガは見送り 12月追補、初後発品は5成分
厚生労働省は7日、12月の後発医薬品薬価収載基準の追補収載を官報告示した。収載日は8日。初後発品は、ブリストル マイヤーズ スクイブ(BMS)の抗造血器悪性腫瘍剤「レブラミドカプセル」(一般名=レナ......
「ジャヌビア錠100mg」の一時供給停止 PTPアルミシートの亀裂で
MSDは5日、2型糖尿病治療薬「ジャヌビア錠100mg」(一般名=シタグリプチンリン酸塩錠)の一時供給停止について医療関係者向けサイトで周知した。複数ある包装単位のうち、包装工程で製品不良の発生が確......
緊急避妊薬のアクセス改善へ「さらなる対応必要」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は6日の衆院厚生労働委員会で、11月28日から薬局での試験販売が始まった緊急避妊薬について、販売の調査研究事業を踏まえ「望まない妊娠に直面している方々がよりアクセスしやすくなるよう......
【感染症ニュース】全国インフルエンザ定点報告数警報レベル接近 専門医「二次感染で入院のケースも」 若い世代も注意(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が12月1日に発表した「インフルエンザの発生状況について」令和5年第47週(11/20-26) によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は28.30。前週(46週)から約30%増加しま
「大麻由来医薬品」に期待の声 法成立に患者ら
大麻由来医薬品の施用などを可能とする改正法が成立したことを受け、大麻由来のCBD(カンナビジオール)などを実際に使用している患者からは、今後の医薬品の実用化に期待の声が上がった。 「カンナビノイド医......
【中医協】「救急医療管理加算」が焦点に 支払い側、算定範囲の縮小求める
救急医療を議論した6日の中医協総会では、「救急医療管理加算」(加算)の算定範囲も焦点となった。診療側は現状維持を求めたが、支払い側は算定範囲を狭めるよう主張した。 厚生労働省は、加算の論点として、「......
入院時食事療養費、1食「30円」引き上げへ 患者負担増で対応
厚生労働省は食材費などの高騰を踏まえ、入院時食事療養費の自己負担分を1食当たり30円引き上げる方針を固めた。一般所得者の場合、引き上げで総額は1食当たり670円(1日当たり2010円)、自己負担分は......
【中医協】「下り搬送」の評価、厚労省が要件提示 診療側は慎重姿勢
救急医療がテーマになった6日の中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)で、厚生労働省は、患者の病態に応じた転院搬送(下り搬送)の評価について、要件案を示した。支払い側は賛成した。診療側は、......
【中医協】感染症対応、診療側「平時の取り組みの評価を」 支払い側は慎重
中医協総会は6日、新興感染症の発生・蔓延時の医療への備えをテーマに議論した。診療側からは、都道府県との協定締結を含め、平時の取り組みを十分に評価すべきとの主張が相次いだ。これに対し、支払い側は評価の......
かかりつけ医を持つのは「国民の権利」 厚労省分科会で香取氏
厚生労働省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」(座長=永井良三・自治医科大学長)は6日、構成員や有識者の意見を聞いた。厚労省OBの香取照幸構成員(兵庫県立大大学院特任教授)は「......
【中医協】消費税関係、点数は見直さない方向に 24年度改定
6日の中医協の「医療機関等における消費税負担に関する分科会」で、厚生労働省は、2021~22年度の控除対象外消費税の診療報酬による補填状況を報告した。医科、歯科、調剤を合わせた全体の補填率は、21年......