過去最小の乖離率、薬価による財源捻出は「限界」 自民厚労議員
2024年度薬価改定に向けた薬価調査で、平均乖離率が速報値で約6.0%と過去30年で最小となったことを受け、自民党の厚生労働関係議員からは「薬価引き下げに財源捻出を頼るのは限界だ」との見解が相次いだ......
【中医協】長期品の選定療養に「分かりにくい」
中医協は1日の総会で、長期収載品の薬剤自己負担見直しについて2度目の審議を行った。11月29日の社会保障審議会医療保険部会と同じ論点を中医協でも扱った格好。選定療養を適用するか否かの判断や、選定療養......
頻回な薬価改定への反対姿勢強調 乖離率縮小で日薬・山本会長
日本薬剤師会の山本信夫会長は1日の会見で、2023年薬価調査の平均乖離率が前年から1ポイント縮まり「6.0%」となったことについて、6年連続の薬価改定の影響も考えられるとした上で、頻回や過度な改定が......
75歳医療、原則2割負担案 少子化対策財源に充当
政府内で、月内に策定する社会保障の改革工程表を巡り、75歳以上の人が医療機関で支払う窓口負担の原則2割への引き上げを検討すると盛り込む案があることが分かった。児童手当の拡充など少子化対策の財源に充て......
【感染症ニュース】2023年梅毒患者報告数が1万3000人超え… 現在の調査方法で統計を取り始めて以来最多 先天梅毒の子どもも増加の現実…(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年46週(11/13〜19) 速報データによると、この1週間の梅毒の患者報告数は全国174人。今年の累積報告数は1万3251人。1999年
米保険業界、むち打ち症を予防する仮想テストを開発中(ニュース)
米保険業界の非営利団体であるIIHS(Insurance Institute for Highway Safety)は2023年11月28日、後部衝突試験における新たな評価方法を開発していることを明らかにした。各評価車種のシートとヘッドレストが、体格や体型の異なるユーザーを様々な衝突シナリオでどの程度保護できるのか、これを評価できるようにすることが目標という。ダミー人形と実際の車両を用いた従来の......
“令和時代”の医療と介護―地域や現場から考える 第38回 第8次医療計画6事業目の感染症について-指標の考え方はどうすればいいのでしょうか-
●はじめに 前回から、第8次医療計画の6事業目となる「新興感染症発生・まん延時における医療」についてを解説させていただいている。 新型コロナウイルス感染症を発端とし、「いつ起こるか分からない新興感染症......
【感染症ニュース】第47週(11/20-26)インフル全国定点28.30大幅増 コロナ2.33微増 コロナ陽性65歳「味覚障害」経験談(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が、2023年12月1日に発表した「インフルエンザの発生状況について」第47週(11/20-11/26) によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は28.30。前週の21.66から、大
長期品の選定療養化、浮上する課題 厚労省、年内に結論へ
特許が切れた長期収載品に、選定療養費制度を導入する議論が本格化している。長期品の保険給付の在り方を見直し、後発医薬品との差額分を踏まえて、患者負担を導入する方向だ。年内に一定の結論を出す見通し。検討......