高額薬で揺らぐ財政基盤、レケンビが追い打ち 医師国保
開業医とその家族、従業員らでつくる医療保険者となる「医師国民健康保険組合」(医師国保組合)が、高額薬剤に頭を悩ませている。中医協で薬価算定方式が決定し、薬価収載が近づいているアルツハイマー病治療薬「......
抗肥満薬「アライ」、来春販売へ 大正製薬
大正製薬は27日、ダイレクトOTC薬として承認された抗肥満薬「アライ」(有効成分=オルリスタット、要指導医薬品)について2024年春に発売する準備を進めていると発表した。発売に向けて、「購入前チェッ......
Meiji ファルマのコロナワクチンを了承 初の“レプリコン”
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は27日、Meiji Seika ファルマの新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ筋注用」の承認を了承した。承認されれば初のレプリコンワクチンとなる。●......
「ウゴービ」、適応外使用に注意喚起 肥満学会
日本肥満学会は27日、「肥満症治療薬の安全・適正使用に関するステートメント」を学会ホームページ上で公表した。約30年ぶりの医療用肥満症治療薬となるノボ ノルディスク ファーマの「ウゴービ」(一般名=......
眼科の長期品、患者負担増で「治療脱落」を懸念 選定療養化で
厚生労働省で検討が進む長期収載品への選定療養費制度の導入について、日本眼科学会の堀裕一常務理事(東邦大医療センター大森病院眼科教授)はじほうの取材で、眼科領域の実情を踏まえた議論を国に求めた。薬剤費......
出産の保険適用、「適切な報酬になるのか」 自民議連で懸念
自民党の「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」(小渕優子会長)は27日、出産の保険適用が医療機関経営に及ぼす影響を巡って、意見を交わした。議員からは、適切な診療報酬が設定されるのか、疑問視する声が......
介護27団体、「大幅なプラス改定」を要望 自民議連で
自民党の「地域包括ケアシステム・介護推進議員連盟」(麻生太郎会長)が27日にあり、全国老人保健施設連盟など介護関係27団体は、継続的な賃上げに向け、2024年度介護報酬改定で「大幅なプラス改定」を訴......
医療の賃上げ「喫緊の課題」 岸田首相、参院予算委
岸田文雄首相は27日の参院予算委員会で、2024年度の診療報酬改定について、「医療現場における賃上げは、喫緊かつ重要な課題だ」と述べた。また、「現場の処遇改善に構造的につながる仕組みを構築する」との......
診療報酬、「引き上げる環境にはない」 支払い側6団体が要請
医療保険の支払い側6団体は27日、2024年度診療報酬改定に向けた要請書を、厚生労働省に提出した。賃金・物価の動向を考慮しつつも、医療保険制度の持続可能性への懸念や、国民負担の状況、診療所と病院の経......
行動計画見直しへ、中間まとめ「骨子」を了承 インフル対策会議
政府の新型インフルエンザ等対策推進会議(議長=五十嵐隆・国立成育医療研究センター理事長)は27日、「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の見直しに向け、中間取りまとめの骨子案を議論し、大筋で了承し......
「外保連試案2024」、30日刊行へ 改定を視野
外科系学会社会保険委員会連合は30日、2024年度診療報酬改定を視野に、「外保連試案2024」を刊行する。 試案は、外保連加盟の114の外科系学会が調査・検証した、手術・処置・生体検査・麻酔・内視鏡......
咽頭結膜熱3.23に増、引き続き「かなり多い」 11月6~12日
国立感染症研究所は27日、感染症週報第45週(11月6~12日)を公表した。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3.23に増加し、過去5年間の同時期との比較で「かなり多い」状態が続いている。都道府県別では......
診療報酬「プラス改定を」 九医連総会、8項目を決議
九州医師会連合会は25日、長崎市で総会を開き、2024年度診療報酬改定でのプラス改定などを求めた決議をまとめた。要求事項は計8項目。同時に採択した「宣言」では、24年度トリプル改定や新型コロナ対応な......
住宅確保へ借り上げ式促進 高齢者への貸し渋り解消
政府は、都道府県が指定する「居住支援法人」が住宅を借り上げ、高齢者や障害者にまた貸しする仕組みの普及を促進する。入居後の見守りとセットのサービスで、支援法人が福祉団体と連携して生活相談にも対応できる......
[医薬品] 医薬品1品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は11月27日付けで、新たに1医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は「ザポメラン」<doc12552page2>。・・・