診療所の黒字拡大、「コロナ対応」も考慮を 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は24日の会見で、医療経済実態調査(実調)で一般診療所の黒字が拡大したことについて、新型コロナ対応の経緯を踏まえて考えるべきとの姿勢を示した。数字上の結果だけでは判断できないことを......
【中医協】リフィル推進へ、報酬評価の導入を提案
厚生労働省は22日の中医協総会で、リフィル処方箋の活用を促進するため、診療報酬による評価を導入することについて意見を求めた。かかりつけ医機能の評価の一環として、患者へのリフィルの周知に着目した評価や......
【中医協】供給問題の報酬特例、診療側「継続を」 支払い側は否定的
中医協総会は22日、後発医薬品の使用促進や供給問題を踏まえた診療報酬上の評価について議論した。診療側は、供給不安は悪化しているとして、12月に終了予定の地域支援体制加算などへの特例措置の継続を要望し......
【中医協】病院の給料、医師は増えず 看護職は一定増、実調
24日の中医協で公表された第24回医療経済実態調査(実調)で、2021年度と22年度の一般病院全体の職種別給料を見ると、医師、歯科医師だけは伸びなかった。処遇改善を図った看護職員、看護補助職員は、一......
【中医協】診療所は黒字拡大、病院は赤字悪化 実調結果
厚生労働省は24日の中医協・調査実施小委員会で、2024年度診療報酬改定の基礎資料となる第24回医療経済実態調査(実調)の結果を報告した。一般診療所全体における22年度の医業・介護の損益状況は、個人......
【感染症ニュース】咽頭結膜熱全国で警報レベルに 炎症で傷ついたノドから細菌が二次感染の恐れも… 長引く症状あれば再度医療機関受診を(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の第45週(11/6-12)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は3.23。これは、現在の方法で集計を始めた1999年以来最多であり、全国においては初めて、1週間で...
【感染症ニュース】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)急増中 専門医「過去最大の流行も視野」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の第45週(11/6-12)速報データによると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)の全国の定点あたりの報告数は3.34。前週(44週)と比較すると約1.1倍の増加となりました。...
【中医協】医療区分、「9分類」に細分化 厚労省案、診療側は慎重
厚生労働省は22日の中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)で、療養病棟入院基本料の医療区分について、現在の3分類を「9分類」に細分化する考え方を提案した。支払い側は適正化の観点から、この......
診療所のコロナ対応、「3年で7700万人」 日医・釜萢氏、推計値を紹介
日本医師会の釜萢敏常任理事は22日の会見で、新型コロナ対応に関する診療所の実績を説明した。2020~22年度にコロナ患者(疑いを含む)7700万人に対応した、との推計値を紹介。「正確な数字の把握は難......
マイナス改定、「現実的でない」 日医・松本会長、財政審建議に反論
日本医師会の松本吉郎会長は22日の会見で、財務省の財政制度等審議会がまとめた「秋の建議」に対し、反論を展開した。本体マイナス改定が適当とした建議の主張は、「全くもって現実的でない。大幅なプラス改定が......
【中医協】精神医療の入退院支援、「評価」に肯定的な声
精神医療がテーマになった22日の中医協総会で、厚生労働省は、地域移行・地域定着の推進に向けた入院患者への入退院支援について、評価の在り方を検討する方向性を示した。診療側・支払い側の双方から、おおむね......
介護の行財政改革、評価指標に「相談窓口設置」「ICT機器導入」
政府が22日に開いたデジタル行財政改革会議で、厚生労働省は、介護分野の行財政改革の方向性として、KPI(評価指標)の案を示した。「都道府県の相談窓口の設置状況」「介護ロボット・ICT機器の導入状況」......
【中医協】PET検査の薬剤「デリバリー」、別の評価体系に
中医協総会は22日、PET検査について、PET薬剤を製薬企業から購入する「デリバリー」の場合は、従来とは別の診療報酬体系とする方針を了承した。2024年度改定で対応する。 PET薬剤の入手経路として......
【中医協】在宅自己注射、「テゼスパイア」「ナノゾラ」を追加
中医協総会は22日、気管支喘息治療薬「テゼスパイア皮下注210mgシリンジ」「同皮下注210mgペン」(一般名=テゼペルマブ〈遺伝子組換え〉)と、関節リウマチ治療薬「ナノゾラ皮下注30mgシリンジ」......