診療報酬、「適正な評価」を目指す 中医協新委員の太田氏
10月30日付で中医協の診療側委員に就いた太田圭洋・日本医療法人協会副会長は、本紙の取材で、「2024年度改定に限らず、診療報酬の適正な評価が重要と考えている。適正でないとゆがみが生じる」と述べた。......
都医・尾﨑会長「われわれは財務省の奴隷か」 「マイナス改定」に反発
2024年度診療報酬改定で財務省が本体マイナス改定を主張していることを受け、東京都医師会の尾﨑治夫会長は14日の会見で、「われわれは財務省の言いなりになる奴隷なのか。悲しい思いだ」と不満をあらわにし......
神経性やせ症の入院、コロナ前の1.6倍に 成育医療センター
国立成育医療研究センターは14日、新型コロナの流行前後で、神経性食欲不振(神経性やせ症)の初診外来患者が約1.4倍、新入院患者が約1.6倍になったとの調査結果を発表した。 センターは子どもの心の診療......
〔案内〕医療の質「可視化」、協力病院を今月末まで募集
日本医療機能評価機構は、「医療の質可視化プロジェクト」の協力病院を、11月末まで募集している。プロジェクトは、厚生労働省「医療の質向上のための体制整備事業」の一環。医療の質に関する指標のデータを収集......
三師会トップ、改定で「適切な財源確保を」 武見厚労相に要望
日本医師会の松本吉郎会長、日本歯科医師会の高橋英登会長、日本薬剤師会の山本信夫会長は14日、厚生労働省で武見敬三厚労相に面会し、2024年度診療報酬改定に向けた要望書を提出した。 今年の人事院勧告を......
【中医協】特定疾患療養管理料、支払い側「要件厳格化を」 診療側は慎重
外来がテーマになった10日の中医協総会では、かかりつけ医が計画的に療養上の管理を行うことを評価する「特定疾患療養管理料(同管理料)」も大きな焦点となった。支払い側は、現行の要件のままでは継続を認めら......
こども財源捻出の歳出改革、影響に懸念の声 自民・厚労幹部会
自民党の厚生労働族議員の幹部会は14日、2024年度予算編成・税制改正に向け、課題を協議した。出席議員によると、こども・子育て政策の財源確保に向けた社会保障の歳出改革を巡り、トリプル改定を含めて医療......
大麻由来医薬品の施用法案、衆院を通過 参院へ送付
衆院は14日の本会議で、大麻由来医薬品の管理、流通、施用を可能とする大麻取締法等改正案を、与党などの賛成多数で可決した。参院に送付する。
米中、薬物対策で合意か 首脳会談、制裁解除も
米ブルームバーグ通信は13日、米中首脳が15日の会談で、米国で乱用が社会問題となっている医療用麻薬フェンタニルの対策として中国が製造と輸出の取り締まりに乗り出すことで合意すると報じた。代わりに米国は......
【感染症アラート・本格的な流行】咽頭結膜熱、インフルエンザ(季節性)など3つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...
[診療報酬] 24年度診療報酬改定の財源確保を厚労相に要望 三師会
日本医師会など3団体は14日、医療機関や薬局が医療従事者の賃上げや物価高騰などに対応するための適切な財源を2024年度の診療報酬改定に向けて確保するよう求める要望書を武見敬三厚生労働相に提出した<doc11921page1>。 要望書は、公定価格の診療報酬で運営される医療機関や薬局が、医療従事者の賃上げ、物価高騰、技術革新に対応するための原資として、24年度の診療報酬改定に向けて適切な財源の確保を求める内容。賃上げに関しては、8月の人事院勧告を念頭に3.3%の給与改善(年間)に匹敵する...
[介護] 介護職員の処遇改善「構造的につながる仕組み必要」 武見厚労相
政府が閣議決定した2023年度の補正予算案で介護職員の処遇改善支援事業などを盛り込んだことに対し、武見敬三厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で「現場の方々の処遇改善に構造的につながる仕組みを構築する必要がある」との認識を示した。 補正予算案では介護分野の処遇改善のための費用として、24年2-5月分の介護職員の収入を月6,000円相当引き上げるため364億円を盛り込んだ。 こうした対応について武見厚労相は、政府全体として構造的な賃上げを進めていく観点から、医療・介護・障害福祉分野の職員の処遇改善や...