国保料上限、2万円引き上げ 24年度、高所得者の負担増
自営業者らが加入する国民健康保険の保険料の年間上限額について、厚生労働省が2024年度から2万円引き上げて89万円とする方向で検討していることが25日、分かった。近く開かれる社会保障審議会(厚労相の......
自営業者らが加入する国民健康保険の保険料の年間上限額について、厚生労働省が2024年度から2万円引き上げて89万円とする方向で検討していることが25日、分かった。近く開かれる社会保障審議会(厚労相の......
岸田文雄首相は25日の衆院本会議で、帯状疱疹について、「高齢化が進むわが国で対応が必要な疾患だと認識している」と述べた。「加齢に伴い罹患率が高くなるほか、合併症で苦しむ患者もいると承知している」とし......
内閣官房参与の熊谷亮丸・大和総研副理事長が25日、健保連の全国大会で講演した。自身が委員として参加する全世代型社会保障構築会議で、かかりつけ医機能の議論の動向を注視していく姿勢を見せた。 熊谷氏は「......
岸田文雄首相は25日の衆院本会議で、2024年度薬価改定に向け、「国民皆保険制度の持続性とイノベーションの推進の両立を図りながら、薬価の維持や引き上げを行う仕組みも活用しつつ、議論を進めていきたい」......
岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党代表質問が25日、衆院本会議で行われた。憲法改正について、首相は「(自民党)総裁任期中に実現したいという思いにいささかの変わりもない」と重ねて意欲を示した。日本......
健保連は25日、東京都内で開いた全国大会で、医療DXの推進などを訴えた決議を採択した。濵地雅一厚生労働副大臣に提出した。 決議の柱は、以下の4点。▽社会情勢の変化を踏まえ、全世代で支え合う制度▽医療......
政府の経済財政諮問会議の社会保障ワーキンググループ(WG)は24日、改革工程表の社会保障分野の改定に向けて、厚生労働省にヒアリングした。厚労省は医療・介護分野を扱う有料職業紹介事業者への集中的指導監......
厚生労働省は10月25日、2023年7月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc11764page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/88万8,400人▽介護予防居宅サービス/87万3,800人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,200人●介護サービス[全体]総数/468万1,200人▽要介護1/124万5,600人▽要介護2/110万9,600人▽要介護3/90万2,300人▽要介護4/86万3,400人...
日本医師会の松本吉郎会長は25日の定例記者会見で、2024年度の診療報酬改定で医療従事者の賃上げを実現させるための財源について、従来の改定とは別枠で確保すべきだと改めて主張した。賃上げの規模としては他産業並みの「3%以上」を想定している。初・再診料、入院基本料やそれらへの加算など、基本診療料の引き上げで賃上げの財源を手当てするイメージも示した。 政府が7月に閣議了解した24年度予算の概算要求基準では年金や医療など社会保障費の自然増を5,200億円としている。 松本氏は会見で「従来の改定は5,000...
四病院団体協議会は25日の総合部会で、病院の経営状況などをテーマに議論した。各団体の関係者からは、新型コロナウイルス感染症に係る補助金の支給がなくなれば経営が非常に厳しくなるとの意見が出たほか、物価高騰などが続けば2024年ごろに倒産する病院が相次ぐのではないかという懸念の声も上がった。 幹事団体である日本精神科病院協会の野木渡副会長が、部会後の記者会見で明らかにした。 この日の部会では、日本医療法人協会が約1,000カ所の民間病院の経営状況(速報値)に関する資料を提示した。それによると、22年・...
健康保険組合連合会の宮永俊一会長は25日に開催された「健康保険組合全国大会」で、少子高齢化を背景に「このままでは健保組合の存続が財政的に危ぶまれる事態になりかねない」とし、後期高齢者の現役並み所得者への公費投入や拠出金負担割合の上限設定などといった課題への対応が急務だと訴えた。また年末にかけて診療報酬や介護報酬の改定など重要な政策が動く時期であることから「こうしたプロセスを十分に注視し、必要な要請活動を行っていく」との姿勢を示した。 宮永氏は演説で、医療費の伸びはコロナ禍前の水準を大き・・・...
ノバルティス ファーマの瀬恒圭一郎グローバル医薬品開発本部循環器・腎臓・代謝ディベロップメントユニット統括部長は24日、国内初の脂質異常症に対するsiRNA製剤「レクビオ」の承認取得を記念した同社主......
日本赤十字社が運営する赤十字病院は、今年4月までに全国91施設が採用する医療救護用医薬品リスト(災害医薬品リスト)の改訂を約10年ぶりに行った。提案したのは同病院に勤務する薬剤師で組織する日赤薬剤師......