薬の自己負担見直し、年内に取りまとめへ 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は3日の閣議後会見で、社会保障審議会・医療保険部会で始まった薬剤の自己負担見直しの議論について、「年末にかけて取りまとめを行う」と述べた。 政府は6月にまとめた「骨太の方針」で、医......
連携の中心に「地域薬」 厚労省・太田薬事企画官
厚生労働省医薬局総務課の太田美紀薬事企画官は1日、薬局団体連絡協議会のシンポジウムで「地域で果たすべき薬局の役割」をテーマに講演した。地域医療における薬局・薬剤師の役割は多岐に渡ってきており、個々の......
アレジオンDS、先発・後発計4社が販売中止 出荷停止後、切り替え進み
アレルギー性疾患治療薬エピナスチン塩酸塩ドライシロップ(DS、先発医薬品「アレジオンDS1%」)について、先発品を持つ日本ベーリンガーインゲルハイム(BI)と、後発医薬品を扱う沢井製薬、東和薬品、日......
【感染症アラート・本格的な流行】咽頭結膜熱、手足口病など3つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...
医療用大麻容認へ法改正 政府、臨時国会に提出
政府は20日に召集する臨時国会に、大麻草から製造された医薬品の使用を認める大麻取締法などの改正案を提出する方向で調整に入った。安易な乱用を防ぐため罰則付きの「使用罪」を新設する。新規提出法案は、昨年......
ノーベル賞受賞、実用化の号砲 親交のある日本人研究者
ノーベル生理学・医学賞に選ばれたカタリン・カリコさんと同じ分野の研究者で、10年以上前から付き合いのある位高啓史・東京医科歯科大教授(核酸医薬)は「受賞でメッセンジャーRNA(mRNA)を用いた新た......
NECなどが医師の勤務状況を把握する実証実験、顔認証とiPhoneの位置情報を活用(ニュース)
NECとシスコシステムズ、前橋赤十字病院は、iPhoneによる病院内の位置情報とNECの顔認証を活用した医師の勤務状況を把握する実証実験を実施したと発表した。勤務状況を把握することで、会議などの非医療業務と医療業務の区別を明確に可視化できる。医療施設の入退室記録と組み合わせ、それを基に医師を取り巻く労働環境課題を抽出したり改善案を提示したりできる。2023年9月20日に発表した。 実証実験の内容......
トリプル改定、「経営安定と労働環境改善を」 関東甲信越医
関東甲信越医師会連合会は1日、宇都宮市内で開いた定例大会で、政府への要望をまとめた決議を採択した。2024年度トリプル改定に向けては、「医療機関の経営安定と医療従事者の労働環境改善を見据えた改定」を......
【中医協】障害者入院基本料、施設基準の整理を 「患者割合」で
中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は9月29日、障害者施設等入院基本料2~4の施設基準を巡って議論した。施設基準で定める「該当患者割合」を満たさない病棟が一定程度あるため、施設基準の整理を......
【中医協】救急加算1が減少、加算2が増加 算定「地域差」の指摘も
9月29日の中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、厚生労働省は救急医療管理加算の算定患者数について、2018年度診療報酬改定以降、加算1は減少傾向、加算2は増加傾向にあると報告した。医療関......
ノーベル医学賞、mRNA研究の2氏 コロナワクチンに貢献
スウェーデンのカロリンスカ研究所は2日、2023年のノーベル生理学・医学賞に、米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ氏とドリュー・ワイスマン氏を選んだ。 2人は、mRNAの免疫・炎症反応を抑制する研究......
少子化対策財源で議論開始 歳出改革、年内に工程表
政府は2日、「こども未来戦略会議」(議長・岸田文雄首相)の第7回会合を首相官邸で開き、「異次元の少子化対策」の財源確保に向けた議論に着手した。首相は関係閣僚に対し、事業費捻出のため社会保障費の歳出削......