協会けんぽ後発品シェア、89.1％に 今年2月時点
全国健康保険協会（協会けんぽ）は、今年2月時点の数量ベースの後発医薬品使用割合（医科・DPC・調剤・歯科）が89.1％で、前月から0.1ポイント増えたと公表した。 都道府県別の使用割合で最も高いのは......
がん治療への患者評価、10点中「8.2点」 国がん23年度調査
国立がん研究センターは11日までに、がん患者の診療体験や療養生活の実態を全国的に把握した、2023年度の「患者体験調査」の結果を公表した。がん診療・治療全般への総合評価の平均は、10点満点中8.2点......
時代に合わせ法改正を、「現場の声がエビデンス」 自民・畦元氏
参院選比例代表に自民党から立候補した元厚生労働大臣政務官で診療放射線技師の畦元将吾氏は10日夜、東京都千代田区の砂防会館で決起集会を開いた。衆院議員を2期務めた中で、5本の法改正に携わったと説明。医......
保守期限迫る「オン資機器」、入れ替え費補助を NPhAが要望
日本保険薬局協会（NPhA）は10日の会見で、オンライン資格確認に必要な「顔認証付きカードリーダー（CR）」と「資格確認専用端末（専用端末）」について、導入が早かった薬局では保守期限が残り1年程度と......
オンデキサの周術期投与で提言 4学会
日本心臓血管麻酔学会、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会、日本体外循環技術医学会の4学会は、アストラゼネカの直接作用型第Xa因子阻害剤中和剤「オンデキサ」の周術期投与に関する提言を6月30日付で......
県民へ情報発信強化、会員1万2500人目指す 神奈川県医・鈴木会長
6月の定例代議員会で新たに神奈川県医師会長に就任した鈴木紳一郎氏は、本紙取材に応じ、県民に対する情報発信の強化に傾注する考えを示した。医療情報を正しく発信するとともに、持続可能な医療提供体制を維持す......
医療・介護・福祉を賃上げ「誇りと将来への安心を守る」 自民・田中氏
日本理学療法士連盟の組織内候補で自民党現職の田中昌史氏は10日、東京都新宿区で総決起集会を開いた。医療・介護・福祉分野などの従事者が、誇りと将来への安心感を持って、地域や国民生活の基盤を支えていくこ......
OTC類似薬の保険除外、反対を表明 保団連など会見
全国保険医団体連合会（保団連）、NPO法人日本アトピー協会、難病患者家族の3者は10日、合同で記者会見を開き、OTC類似薬の保険除外に反対する姿勢を表明した。 保団連の橋本政宏副会長は会見で、OTC......
中核病院の赤字、診療報酬に問題意識 立民・森本氏
参院選の広島選挙区で3度目の当選を目指す立憲民主党の森本真治氏は10日、広島県尾道市のJR尾道駅前で街頭演説に立った。尾道市立市民病院の経営が赤字になっており、「市の財政にも大きく影響してくる状況」......
社福法人の合併、「顔合わせ」を支援 WAM
福祉医療機構（WAM）は4月から、社会福祉法人の合併に向けた顔合わせを支援する「社会福祉法人合併支援制度」を始めた。経営環境の悪化に伴い、小規模法人を中心に高まっている事業の承継・再編ニーズに応じる......
妊産婦の自殺、24年は44人 産婦人科医会が公表
日本産婦人科医会は9日夜の記者懇談会で、妊娠中から産後1年以内の妊産婦の自殺者数が、2024年の1年間で44人だったと公表した。統計が始まった22年以降の3年間の合計は162人となった。 一般社団法......
地域の医療体制維持へ「適切な改定を」 指定都市市長会が要請
全国20の政令指定都市でつくる指定都市市長会（会長＝久元喜造・神戸市長）は10日、物価高騰や人件費上昇で医療機関が苦境に立たされているとして、適切な診療報酬改定の実施などを厚生労働省に要請した。 副......
医療・介護充実へ「強い経済、強い政治を」 自民・小林氏
参院選・岡山選挙区に自民党から立候補した新人で医師の小林孝一郎氏は9日、岡山県総社市の市民会館で地区の決起大会を開催した。物価高を上回る賃上げを実現して強い経済を取り戻し、得られた果実で社会保障を充......
【中医協】「特許中の薬価維持」3団体で要請 26年度薬価改定へ
中医協・薬価専門部会は9日、2026年度薬価改定・薬価制度改革に向け、医薬品業界から意見を聴取した。日本製薬工業協会など日米欧の先発医薬品3団体は、一致して「特許期間中の薬価維持」を要請した。●新創......