新設の感染症対策部、「統括庁と連携し、万全尽くす」 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は1日の閣議後会見で、省内に新設した「感染症対策部」について、政府の司令塔機能を担う「内閣感染症危機管理統括庁」と緊密に連携することで、感染症対応に万全を尽くしたいとの考えを示した......
「ゾコーバ」、処方前の妊娠確認徹底を 厚労省が改めて注意喚起
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策本部と医薬・生活衛生局医薬安全対策課は8月30日付の事務連絡で、塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」の処方前に、妊娠について最新の資材を活用......
21年死亡率・2.2%増、東日本大震災以来の上昇 コロナ主要因、国がん集計
人口動態統計を基に算出した2021年の人口10万人当たりの死者数(死亡率)は989.6人で、前年に比べて2.2%増加したとの集計結果を、国立がん研究センターのチームが8月31日、国際医学誌に発表した......
認知症原因物質を分解 ハブ毒成分が作用、東北大
東北大と東京大のチームは8月31日、沖縄や鹿児島の奄美大島に生息するヘビのハブが持つ毒の成分に、アルツハイマー病の原因物質を分解する作用があることを、培養細胞を使った実験で突き止めたと発表した。チー......
米、大麻の規制緩和提言 進む合法化、連邦レベルも
米厚生省は8月30日までに、麻薬取締局(DEA)に対し、大麻の規制を緩和するよう提言した。米国では近年、州レベルで大麻の合法化が進み、バイデン大統領も2020年大統領選で大麻解禁を公約としていた。今......
【9月に注意してほしい感染症!】 専門医が予測 コロナは減少傾向に入るか見極め必要 季節外れの流行の感染症も… 要注意は梅毒・腸管出血性大腸菌感染症(感染症・予防接種ナビ)
2023年9月に注意してほしい感染症について、感染症の専門医で大阪府済生会中津病院の安井良則医師に予測を伺いました。流行の傾向と感染対策を見ていきましょう。 【No.1】新型コロナウイルス感染...
「生体認証を社会インフラに」、東武鉄道と日立が指静脈認証のセルフレジ開発(ニュース)
東武鉄道と日立製作所は2023年8月29日、買い物のレジでの決済やホテルのチェックインなどの手続きを、生体認証だけで安全かつスムーズに実行できるシステム基盤を2023年度中に立ち上げると発表した。ユースケースの第1弾として、東武ストアの複数店舗に指静脈認証を利用したセルフレジを同年度中に導入する(図1)。これを皮切りに、「生体認証を活用した新たな社会インフラの構築を目指す」(東武鉄道常務執行役員......
医療DX推進へ、「安全・費用の不安解消を」 日医・佐原常任理事
日本医師会の常任理事に就いた佐原博之氏は本紙の取材で、医療DXに伴う医療機関の負担増を指摘し、「多くの医療機関に安心して参加していただけるかが、最大の課題になる」と述べた。医療DXの推進に当たっては......
【厚生労働省辞令】(9月1日付)
▽医政局長、死因究明等推進本部事務局長併任・浅沼一成(大臣官房危機管理・医務技術総括審議官)▽健康・生活衛生局長・大坪寛子(健康局長)▽医薬局長・城克文(医薬・生活衛生局長)▽大臣官房危機管理・医務......
院内薬局事業で入札情報漏えい 容疑で元事務部長ら逮捕、調剤大手社長も
札幌市の総合病院「KKR札幌医療センター」が発注した敷地内薬局の整備事業を巡り、入札情報を漏えいさせて特定の企業に便宜を図ったとして、北海道警は31日、公契約関係競売入札妨害容疑で、同センター元事務......
HIV感染の「予防薬」、開発要請に期待 当事者・支援団体
HIV感染者の当事者・支援団体は31日、国内のHIV/エイズの流行終結を目指し、必要な施策を求める要望書を厚生労働省に提出した。 提出後に会見した団体関係者は、HIV-1感染症治療薬「ツルバダ」(一......
働き方改革、国に要請書を提出 医労連・医師ユニオン
日本医療労働組合連合会(医労連)と全国医師ユニオンは31日、医師の働き方改革を推進するための要請書を、加藤勝信厚生労働相に提出した。 提出したのは、「医師の働き方改革に逆行する動きを止める改革の着実......
大阪入管医師を懲戒処分 酒酔い診察で入管庁
出入国在留管理庁は31日、酒気を帯びた状態で外国人収容者を診察したとして、大阪出入国在留管理局の常勤医師を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。医師は同日付で依願退職した。 処分されたのは50代の女......