NO IMAGE

[医療提供体制] 訪問薬剤管理指導、半数超の薬局で実施 厚労省

 厚生労働省は9月24日に開催された「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」で、通院が困難な患者の自宅に薬剤師が訪問し、薬歴管理や服薬指導といった訪問薬剤管理指導を2023年度に全国平均で56.2%の薬局が行っていたとするデータを示した。ただ、都道府県ごとに差があり、香川では実施する薬局が約80%あったのに対し、熊本や沖縄は20%超にとどまった<doc21750page44>。 また、地域支援体制加算を算定し、24時間対応が可能な薬局の全国平均は40.9%だった。都道府県...

NO IMAGE

[経営] サービス産業動態統計調査速報 25年7月分 総務省

 総務省は9月24日、2025年7月分の「サービス産業動態統計調査(速報)」を公表した。詳細は以下の通り<doc21921page4>。●売上高▽医療・福祉業全体/5兆6,662億円(前年同月比2.3%増)▽医療業/3兆8,734億円(2.4%増)▽保健衛生/890億円(2.7%増)▽社会保険・社会福祉・介護事業/1兆7,037億円(1.8%増)●事業従事者数▽医療・福祉業全体/891.9万人(0.1%減)▽医療業/432.3万人(0.0%増)▽保健衛生/13.4万人(1.1%減)▽社会...

NO IMAGE

[救急医療] 25年8月の熱中症による救急搬送者数は3万1,526人 消防庁

 消防庁が24日に公表した「2025年8月の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症による救急搬送人員数は、3万1,526人となった<doc21889page1>。24年8月の救急搬送人員3万2,806人と比べ1,280人減少した<doc21889page2>。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く1万7,273人(構成比54.8%)。次いで、成人1万1,487人(36.4%)、少年2,641人(8.4%)、乳幼児125人(0.4%)の順だった<doc21889pag...

NO IMAGE

[救急医療] 25年9月15日-9月21日の熱中症による救急搬送は2,329人

 消防庁が24日に公表した9月15日-9月21日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は2,329人<doc21830page1>。前年同時期(3,627人)と比べ1,298人減少した<doc21830page2>。5月1日からの累計は9万9,573人となった<doc21830page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)11人(0.5%)、少年(7歳以上18歳未満)176人(7.6%)、成人(...

NO IMAGE

[医療提供体制]がん診療提供体制の新たなあり方とは?~2040年に向けた議論のとりまとめと今後の役割分担~

■日本のがん医療が直面する課題厚生労働省の「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」は8月1日、2040年に向けたがん医療提供体制のとりまとめを公表しました。生産年齢人口は減少しています。一方で、高齢化によりがん罹患者は増えると予測され、需給の不均衡が避けられません。質の高い医療を維持するため、医療機能の「均てん化」と「集約化」を戦略的に進める必要性を強調しています。本稿では、このとりまとめを読み解くことで見えてくる日本のがん医療が直面する課題と今後の方向性について解説します。■2040年に向けた・...