臨床研修マッチング、内定者8910人  大都市部以外は5366人

 医師臨床研修マッチング協議会は23日、2025年度の医師臨床研修マッチング(26年度研修開始)の結果を発表した。希望順位の登録者9651人のうち、今回のマッチングで臨床研修を受ける病院が内定したのは...

周産期集約化、「分娩数」「移動の負担」の課題整理へ  厚労省WG

 厚生労働省は23日の「小児医療及び周産期医療の提供体制等に関するワーキンググループ(WG)」(座長=田邊國昭・東京大大学院法学政治学研究科教授)に、周産期医療の集約化に関する論点を示した。集約化した...

「ギャバロン髄注」の継続的な供給対策を  日医・宮川氏

 日本医師会の宮川政昭常任理事は22日の定例会見で、ネオクリティケア製薬の破産手続き開始に伴い限定出荷が行われている抗痙縮剤「ギャバロン髄注」について、関係方面に継続的な供給対策を早急に構築するよう要...

産科危機的出血、死亡事故防止へ提言  安全調査機構

 日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)は23日までに、医療事故の再発防止に向けた提言として、「産科危機的出血に係る妊産婦死亡事例の分析」を公表した。死亡を回避するためには出血に伴う異常を...

コロナワクチン、「選択できる情報提供を」  定期接種の留意点

 厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部予防接種課と医薬局医薬安全対策課は21日付の事務連絡で、季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの予防接種実施に関する留意点を自治体などに周知した。新型コロナワ...

20価肺炎球菌ワクチン、高齢者の定期接種に  厚労省部会が了承

 厚生労働省の「予防接種基本方針部会」は23日、高齢者に対する沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を定期接種として位置付ける方針を了承した。来年度からの実施を念頭に置く。 現行の23価肺炎球...

診察待ち時間にゲームで健康啓発  日医が提供開始

 日本医師会は、患者・家族が診察や調剤の待ち時間を有効活用できるよう「日医君のわくわくミニゲーム」の提供を今月から開始した。バランスの良い食事を取る大切さを学ぶ「日医君のキャッチゲーム」と、脳トレ要素...

インフル個別予防接種推進指針を了承  厚科審分科会

 厚生労働省の厚生科学審議会「予防接種・ワクチン分科会」(分科会長=脇田隆字・国立健康危機管理研究機構副理事長)は23日、包括的な「急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針」(ARI指針)の中に位置...

長坂厚労副大臣が初登庁  「職員と共に献身的に」

 高市内閣で就任した長坂康正厚生労働副大臣が23日、初登庁した。省内の記者クラブでの挨拶では、厚生労働行政は全ての国民と関わりがあるとし、「職員と一緒に献身的にいろいろなことを決め、前に進めることに取...

調剤報酬で病薬確保「考えたことない」  日病薬副会長

 日本病院薬剤師会の川上純一副会長は22日の会見で、9月の中医協総会の「調剤」をテーマにした議論の中で、診療側・支払い側の双方から病院薬剤師の確保や処遇改善を求める意見が続出したことについて、調剤報酬...

「早く補正予算の議論を」  日薬会長、高市内閣に注文

 日本薬剤師会の岩月進会長は22日の会見で、21日に発足した高市早苗内閣に最も期待することとして「政権運営を安定させて、早く補正予算の議論をしてほしい」と述べた。 日薬が慎重な議論を要請している「OT...

出産の「給付体系」、冬にも骨格を整理  医療保険部会がキックオフ

 厚生労働省は23日の社会保障審議会・医療保険部会で、医療保険制度による出産の給付体系について議論を開始する。今冬をめどに骨格を整理する見通し。 厚労省は23日の部会で、5月14日に公表した「妊娠・出...