「 トップ記事、主要記事- MEDIFAX web - 医療制度の動きをリアルタイムで伝える総合情報サイト 」一覧

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医療情報NW、参加施設のセキュリティーGL策定へ  厚労省

 厚生労働省は2018年度の概算要求で4.7億円を計上した「全国保健医療情報ネットワーク(NW)のセキュリティ対策に係る基盤整備」事業で、20年度の本格稼働を目指す全国規模のNWに接続する、病院や診療所、薬局などを対象としたサイバーセキュリティーに関するガイドライン(GL)を策定する。同NWに接続する医療機関全てがGLの適用対象となる方向だ。

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「健康」「安全」な職場づくりで年度内にGL策定  日看協

 日本看護協会は「看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン(GL)」を年度内に策定する。現行の職場の「安全」に関する指針に「健康」の視点から大幅に加筆し、抜本的に見直す。GL案はすでにパブリックコメントの募集を終えており、今後は文言や事例などの詳細を詰める。

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あすの中医協・合同専門部会は延期に

 厚生労働省は13日の中医協で初開催する予定だった費用対効果評価、薬価、保険医療材料の3専門部会合同部会を急きょ、延期した。「費用対効果評価の試行的導入」について議論をする予定だった。厚労省は延期の理由について「もう少し内容の調整が必要ということで、開催に至らなかった」としている。

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臍帯血民間バンク、契約終了後も廃棄せず2100人分保管  厚労省調査

 国内の臍帯血プライベートバンクで、契約終了後に廃棄処分せずに保管し続けている臍帯血が約2100人分あることが12日、厚生労働省の調査で分かった。契約者の意思確認ができていないことなどが理由。厚労省は管理体制の確保などに向けて業務内容に関する届け出を求める通知を発出した。

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18年度改定「国民の負担や賃金水準など踏まえて検討」  財務省・阿久澤主計官

 厚生労働省など各府省が8月末に2018年度予算概算要求を提出したことを受け、財務省主計局で医療、介護などの予算編成を担当する阿久澤孝主計官(厚生労働係第1担当)は本紙のインタビューに応じ、18年度診療報酬改定について「診療報酬は国民負担によって賄われており、負担する側の賃金等の水準とのバランスや税・保険料といった国民負担への影響等を十分踏まえて検討していかなければならない」と述べた。

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大病院の地域包括ケア病棟への転棟、機能分化阻害へ  全日病学会で

 第59回全日本病院学会では9日、「2018年度医療・介護同時改定を睨む」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。地域包括ケア病棟について、大病院が院内転棟による急性期からの受け皿として整備を進めると、地域での病院の機能分化・連携を阻害しかねないとの懸念が示された。

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在支診以外の訪問診療の評価引き上げ「努力したい」  日医・中川副会長

 日本医師会の中川俊男副会長は9日、盛岡市内で開かれた東北各県医師会保険医療担当理事連絡協議会で、在宅療養支援診療所(在支診)以外の訪問診療に対する評価について「在支診以外の先生方のやる気が出て、かつ患者さんの負担が『高くなった』と思わない程度の引き上げが必要」との認識を示した。

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待機児童解消で「国費500億円」、本体プラス改定へ影響も  田村元厚労相

 自民党の田村憲久衆院議員(元厚生労働相)は9日に開かれた全日本病院学会のシンポジウムで、来年4月の診療報酬改定について「本体プラスを何とか実現するという大きな課題に、年末に向かってやっていく」と発言。一方で、その実現に影響を及ぼす課題として「保育所が足りないという待機児童の問題」を挙げた。待機児童問題の解消では「国費ベースで500億円が必要」とし「これ(500億円)が、どこからか財源が出てくれば」と悩ましい口調で言及した。

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機能分化、「公的、大病院から決定では議論進まず」  武田医政局長

 厚生労働省の武田俊彦医政局長は9日、金沢市で開かれた全日本病院学会で講演し、地域医療構想の実現に向けた医療機関の機能分化について、公的医療機関など「大きな病院」から先に機能を決め、その他の病院で「残った機能を分け合う」考え方では議論が進まないと指摘。公的病院自らが改革努力を掲げ、民間病院も含めた地域での役割を同時並行的に進めていく議論が必要だと語った。

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酒田市の連携推進法人、9法人で発足へ  議決権に差も検討

 山形県・酒田市病院機構日本海総合病院の佐藤俊男氏は10日、全日本病院学会の「地域をデザインする病院」をテーマにしたシンポジウムに登壇し、同機構を中心に立ち上げ準備を進めている地域医療連携推進法人「日本海ヘルスケアネット(仮称)」の参加法人が、これまで構想していた5法人から9法人に増える見込みであることを示した。参加法人が持つ議決権の数に差をつける検討をしていることも明かした。

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「オプジーボ」、胃がんサードラインで承認へ   医薬品第二部会

 厚生労働省は8日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開き、小野薬品工業の抗PD-1抗体「オプジーボ」(一般名=ニボルマブ〈遺伝子組換え〉)の効能・効果に「がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃がん」を加えると報告した。約1カ月後に承認する予定。