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新整備指針修正案を了承、運用細則は検討継続へ  専門医機構

 日本専門医機構(吉村博邦理事長)は2日の理事会で、専門医制度新整備指針の修正案を全会一致で了承した。今月12日に開催予定の厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」(厚労省検討会)に報告した後、ホームページで公開する。理事会では、専門医制度新整備指針「運用細則」の修正案も提案されたが了承は得られず、引き続き議論することになった。運用細則修正案も了承され次第、厚労省検討会に報告される見込みだ。

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医療機能の考え方を再整理、看護配置による選択も提示  地域医療構想WG

 厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会・地域医療構想に関するワーキンググループ」(座長=尾形裕也・東京大政策ビジョン研究センター特任教授)は2日、病床機能報告に当たって選択する医療機能の考え方の整理案を了承した。看護配置ごとに選択する機能を示した。

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健康増進法改正案、「修正案を自民党に提案している段階」  塩崎厚労相

 塩崎恭久厚生労働相は2日の閣議後会見で、受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法改正案について、「これまでのご意見を踏まえた上で再度修正した案を自民党側に提案している段階」と述べ、依然として今国会の法案提出を目標に調整を続けている状況を説明した。

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入院基本料の看護配置要件は「極めて重要」  日医・中川副会長

 日本医師会の中川俊男副会長は、本紙の取材に対し、一般病棟入院基本料における看護配置を病院単位で評価する現行体系が「極めて重要」とし、財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会が提言した、看護職員配置ではなく提供している医療機能で評価される仕組みを目指す考え方については「容認できない」との見解を示した。

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診療報酬と賃金・物価動向「財政審の資料は恣意的」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は31日の記者会見で、財務省の財政制度等審議会がこのほど取りまとめた「春の建議」に対する見解を述べた。建議では「デフレにより賃金や物価が下落していく中、診療報酬本体は伸び続けたため、両者の間のギャップはいまだ大きい」としているが、横倉会長は「財政審のグラフはかなり恣意的。診療報酬が上がり過ぎていると強調するために出されたのかと思う」と反論。秋に公表される医療経済実態調査の結果を踏まえ、医療機関の経営を加味した適切な判断が必要との考えを示した。