マイナ保険証、「安心して受診できる制度に」 後期広域連合が要望
全国後期高齢者医療広域連合協議会は12日、マイナ保険証への移行に向け、全ての被保険者が安心して医療機関を受診できる制度設計を求めた要望書を、厚生労働省に提出した。利用促進に当たって、交付金などの減額......
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経済・物価動向の配慮、注釈ではなく「本文」に 骨太原案で自民部会
自民党の厚生労働部会（大串正樹部会長）は12日午前、「骨太の方針2024」の原案を巡って議論した。いわゆる「歳出の目安」の継続に当たって、経済・物価動向などに配慮して検討するとした注釈について、「転......
伊在井会長を再任、2期目に 岐阜県医
岐阜県医師会は9日の定時代議員会・臨時理事会で役員を改選し、会長として、現職の伊在井みどり氏（63）を選んだ。2期目に入る。新役員の任期は、6月9日から2026年度定時代議員会終結時まで。●岐阜県医......
「NDBβ」、申請から7日で利用可に 網羅的調査に対応
厚生労働省の「匿名医療情報等の提供に関する専門委員会」（座長＝山本隆一・医療情報システム開発センター理事長）は12日、NDBデータの速やかな第三者提供に向け、サンプリングを行わない「NDBβ」も、申......
高齢者の身元保証、医療関連の留意事項も 政府の事業者GL
政府は11日、身寄りがない高齢者への身元保証サービスなどを手がける「高齢者等終身サポート事業者」に向け、ガイドライン（GL）を公表した。医療・介護に関連する業務の留意事項も記した。 GLを作成したの......
脳死下の臓器提供、18歳未満は26件 昨年度、全体で116件
厚生労働省は12日までに、2023年度までの臓器移植の実施状況に関する報告書を公表した。23年度、脳死下での臓器提供は116件だった。18歳未満の臓器提供は26件で、うち15歳未満は23件だった。 ......
【中医協】リフィル・後発品、2年連続で調査へ 24年度改定の検証
中医協は12日、2024年度診療報酬改定の結果を検証するため、24～25年度に行う特別調査のテーマを決めた。長期処方・リフィル処方、後発医薬品の使用促進については、2年連続で調べる。 24年度は、以......
【中医協】下伊那厚生、サザン・リージョンがDPC退出 9月に
厚生労働省は12日の中医協総会で、JA長野厚生連の下伊那厚生病院、サザン・リージョン病院（鹿児島県）について、9月1日付でDPC制度から退出すると報告した。 いずれの病院も今後、DPC対象病院の基準......
里帰り出産で情報共有 地方分権一括法成立
自治体業務の効率化などを図るため、9本の法律をまとめて改正する地方分権一括法が12日、参院本会議で賛成多数により可決、成立した。里帰り出産をサポートするため、帰省先の市区町村と住んでいる市区町村の間......
ハンセン病の補償金、請求期限を5年延長 法案が成立
ハンセン病元患者家族への補償金の請求期限を5年間延ばす議員立法は12日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。請求期限が11月21日に切れるため、延長する。
リハ・口腔・栄養推進へ「手引書」 栄養システム学会
リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取り組みを推進するため、日本健康・栄養システム学会は、介護保険施設や通所事業所向けの手引書を公表した。 手引書のタイトルは「高齢者の口から食べる楽しみ......
OTC乱用防ぐ、薬剤師向け手引作成へ 孤独・孤立重点計画決定
政府は11日に「孤独・孤立対策推進本部」を開き、「孤独・孤立対策に関する施策の推進を図るための重点計画」を決定した。若年者らのOTC医薬品の多量摂取（オーバードーズ、OD）の背景に孤独・孤立の問題が......
25年度薬価改定は「在り方検討」 骨太2024原案、玉虫色の表現に
政府の経済財政諮問会議は6月にもまとめる「骨太の方針2024」の原案に、「2025年度薬価改定に関しては、イノベーションの推進や安定供給確保、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、その具体的な在り方......
EDCで時短を実証、治験業務効率化へ 国がん東病院／中外／NTTデータ
国立がん研究センター東病院と中外製薬、NTTデータは11日、電子カルテ上の臨床データを収集するシステム（EDC）のさらなる効率化に向けた共同研究結果を公表した。3者によると、医療機関での転記作業の時......
ブリモニジン酒石酸塩など添文改訂指示 厚労省
厚生労働省医薬局医薬安全対策課は11日付の通知で、アドレナリンα2受容体作動薬のブリモニジン酒石酸塩などの添付文書改訂を指示した。同剤の単剤や配合剤については「重要な基本的注意」や「重大な副作用」の......
飯島・徳吉の2氏削除、修正人事案提出 日薬理事会で書面決議へ
岩月進氏を会長予定者とする日本薬剤師会の次期執行部を巡り、上田薬剤師会の飯島裕也氏と鳥取県薬剤師会の徳吉雄三氏の2氏を削除した修正人事案が11日、理事会に提出された。2氏の削除以外に変更はない。理事......
25年度以降の社会保障費、「歳出の目安」を継続 骨太原案
政府は11日に示した「骨太の方針2024」の原案で、2025～27年度の予算編成に当たって、社会保障関係費の「歳出の目安」を、基本的には継続する方針を示した。骨太2021の考え方を踏襲する。 政府は......
医療機器業界、「新産業ビジョン」策定 イノベ実現、安定供給へ
日本医療機器産業連合会は11日、イノベーション実現のための環境整備や、安定供給の継続などに向け、新たな産業ビジョンを発表した。 ビジョンの策定に当たっては、以下のような現状認識を示した。▽AIに代表......
生殖補助医療の新法、要綱案を確認 自民PT
自民党の厚生労働部会「生殖補助医療に関するプロジェクトチーム（PT）」（古川俊治座長）は11日、議員立法の「特定生殖補助医療に関する法律案（仮称）」の要綱案を確認した。 今後、要綱案をまとめた超党派......
心臓移植断念、昨年16件 受け入れ体制整わず、学会が調査
日本心臓移植学会は11日、医療機関側が臓器の受け入れ体制が整っていないことを理由に患者への心臓移植を断念した例が、昨年1年間に16件あったとの調査結果を公表した。手術が一部の施設に集中しているとして......
コロナ接種、インフルと合計で「5000円以内に」 都医・尾﨑会長
東京都医師会の尾﨑治夫会長は11日の会見で、今秋からの新型コロナワクチンの定期接種について、高リスク者の費用負担を軽減すべきだと主張した。「できれば、インフルワクチンの接種と合わせて、5000円以内......