「横ばい決着」となった医学部定員 偏在対策とセットで議論を
厚生労働省の「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」は、2026年度の医学部定員数について、24年度の総定員数9403人を上限とする方針を決めた。将来を見据えて、人口減少に伴う医師数の......
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試されているのは私たち
政府は先月28日、認知症の当事者やその家族、有識者らが委員として参加する「認知症施策推進関係者会議」の初会合を開いた。取材していた際、粟田主一会長（東京都健康長寿医療センター研究所・認知症未来社会創......
地域包括医療病棟、看護師は「多職種連携の要」 日看協・木澤氏
中医協専門委員を務める木澤晃代・日本看護協会常任理事は本紙の取材で、2024年度診療報酬改定で新設する地域包括医療病棟について、看護師の役割が重要になるとの認識を示した。「（新病棟では）看護師が多職......
急性期1・新病棟の要件、「厳しい」との声が続出 医法協
日本医療法人協会は5日の常務理事会で、2024年度診療報酬改定を巡って意見を交わした。急性期一般入院料1、新設の地域包括医療病棟について、いずれも要件を満たすのが難しいとの声が続出した。終了後、取材......
紅麹問題、取引先173社で「健康被害なし」 厚労省
小林製薬の紅麹を用いたサプリメントの健康被害問題で、厚生労働省は5日、同社の紅麹原料を仕入れた企業173社に点検を求めた結果、健康被害があった製品は確認できなかったと発表した。 厚労省は173社に対......
機能性食品、健康被害で報告義務を 立民、政府に要請へ
立憲民主党は5日、小林製薬の「紅麹」配合サプリメントによる健康被害が広がっている問題を受け、「機能性表示食品の見直しに関するプロジェクトチーム（PT）」の初会合を国会内で開いた。来週にも政府に対し、......
新ドクターカー、10月にも運用 日本医科大、クラファンで目標達成【無料】
日本医科大付属病院（東京都文京区）が、ドクターカーの購入資金を確保するため、3月下旬まで実施したクラウドファンディングは2700万円以上を集め、目標を達成した。10月にも、新たな車両を運用する見込み......
死因究明計画の見直しへ、報告書を公表 厚労省
政府の死因究明等推進計画の見直しに向け、厚生労働省は5日、関連会議の議論をまとめた報告書を公表した。人材の育成・確保、施設の把握・整備といった死因究明の課題について、必要な方策に言及している。報告書......
処遇改善加算、「Q＆A」で第2版 介護報酬改定
厚生労働省は4日付の事務連絡で、2024年度介護報酬改定で新設した「介護職員等処遇改善加算」（新加算）について、算定の「Q＆A」（第2版）を周知した。「職場環境等要件」で、同じ区分に複数の取り組みが......
紅麹サプリ問題、1週間で3000件近くの相談 国のコールセンター
小林製薬の紅麹を用いたサプリメントの健康被害問題で、武見敬三厚生労働相は5日の衆院厚生労働委員会で、国が設置したコールセンターに1週間で延べ2979件の相談があったと報告した。西村智奈美氏（立憲民主......
コロナ定点5.10 8週連続減、3月25～31日
厚生労働省が5日に発表した2024年第13週（3月25～31日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況によると、全国の定点当たり報告数は5.10で、8週連続で減少した。報告数（総数）は2万5179人で......
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、「かなり多い」状況続く 3月18～24日
国立感染症研究所は5日、2024年第12週（3月18～24日）の感染症週報を発表した。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3.67で、前週からは減少したが、例年との比較で「かなり多い」状況......
インフル定点、11.18に減 3月25～31日
厚生労働省は5日、2024年第13週（3月25～31日）のインフルエンザ発生状況を発表した。全国の定点当たりの報告数は11.18で、前週の14.08を下回った。報告総数は5万5189人で、前週よりも...
能登地震の給付金、「差し押さえ禁止」法が成立 国会【無料】
能登半島地震に伴う住宅再建支援等給付金の差し押さえを禁止する法案は、5日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。
行政への速やかな報告、新ルールが必要 厚労相、サプリの健康被害で
小林製薬の紅麹を用いたサプリメントの健康被害問題を受け、武見敬三厚生労働相は5日の衆院厚生労働委員会で、同社の行政への報告が2カ月近く遅れたとして、速やかな報告に向けた新たなルール作りが「当然必要」......
新年度の小中学生2割超減 奥能登4市町、転校加速か
能登半島地震で甚大な被害が出た石川県輪島、珠洲、能登、穴水の奥能登地域4市町にある公立小中学校で、新年度の児童生徒が、地震前より2割以上減ったことが5日、各教育委員会への取材で分かった。被災による転......
子どもの近視予防、啓発動画を公開 眼科医会
日本眼科医会は5日、子どもの目の健康を守る一環として、近視予防の啓発動画をユーチューブで公開したと発表した。 題名は「イヌ、屋外活動をおすすめするの巻」。主な対象として、小学校高学年から高校生の年代......
「グループ一律下げ」次回も検討必要 健保連・松本氏
中医協の支払い側委員を務める健保連の松本真人理事はじほうの取材に応じ、2024年度診療報酬改定で見送られた、敷地内薬局を有するグループの基本料を一律で下げる案について「当然次回も検討は必要だ」との考......
ロートと三井物産が海外漢方メーカー買収 アジア事業強化が狙い
ロート製薬は三井物産などと共同で、シンガポール漢方薬製造販売企業のユーヤンサン（EYS）を買収する。子会社を通じてEYSの普通株式約86％を取得し、残る14％に対しても強制的公開買い付けを行う。取得......
「非倫理的で危険」と声明 子どもへの頭部磁気治療で
日本児童青年精神医学会は4日までに、18歳未満の子どもや若年層に対し、頭部を磁気で刺激する「経頭蓋磁気刺激治療（TMS）」を施すことは「非倫理的で危険性を伴う」と批判する声明を発表した。発達障害の専......
紅麹サプリ問題、疫学的調査も徹底 厚労相
小林製薬の紅麹を用いたサプリメントの健康被害問題を受け、武見敬三厚生労働相は5日の閣議後会見で、「国立医薬品食品衛生研究所と連携して、原因究明に全力を挙げる」と述べた。製造から流通、体内動態などを含......