「アビガン」へのコロナ適応追加は見送り 第二部会「有効性の判断困難」
厚生労働省は21日に薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開き、富士フイルム富山化学の抗ウイルス薬「アビガン」（一般名＝ファビピラビル）について、新型コロナウイルス感染症の適応追加を審議した。審議の結......
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オンライン診療の研修、「問診」「理学的所見の取り方」など必須に 厚労省
厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」は21日、初診のオンライン診療で安全性や信頼性を確保するためのルールについて議論した。厚労省は双方に関わる項目として「研修......
オンライン診療の恒久化、来年6月めどに取りまとめ 指針改定は来秋
21日の厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」では、来年6月をめどにオンライン診療の恒久化に向けた取りまとめを行い、来秋にも指針を改定するスケジュールを確認した。......
医療緊急事態宣言、政府は早期の対策を 四師会・四病協・都医
四師会（日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会）と四病院団体協議会、東京都医師会は21日、新型コロナウイルス感染症の拡大で医療提供体制が逼迫していることを受け、「医療緊急事態宣言」を......
21年度厚労省予算案、過去最大の33兆円超に 社保費は1609億円増
厚生労働省の2021年度一般会計当初予算案は総額33兆1380億円で、前年度比1519億円（0.5％）の増加となった。厚労省分の社会保障関係費は32兆7928億円（前年度比1609億円）増で、いずれ...
専門医の更新審査、26年度からe-ラーニング等で実施へ 専門医機構
日本専門医機構の寺本民生理事長は21日の定例会見で、2021年度にも誕生する機構認定の専門医の質確保に向け、5年後の26年度から実施する更新の審査に関する協議を各学会と進めていることを報告した。18......
地域医療構想の実現へ優遇措置を創設 厚労省、21年度税制改正
厚生労働省は21日、2021年度税制改正の概要を公表した。地域医療構想の実現に向けた税制上の優遇措置を創設するとし、医療機関の開設者が共同再編計画（仮称）に基づき、医療機関の再編に伴い取得する土地や......
課題や施策、推進体制など「骨子案」を提示 死因究明検討会
厚生労働省の死因究明等推進本部事務局は21日に開いた「死因究明等推進計画検討会」に、年度内にまとめる報告書の骨子案を示した。現状認識や、死因究明について講じるべき課題、推進体制などで構成。次回検討会......
「病床再編支援」を基金に位置付け、全額国費で195億円 21年度予算案
厚生労働省は2021年度予算案で、地域医療構想の実現に向けた病床ダウンサイジングを後押しする「病床機能再編支援事業」を、地域医療介護総合確保基金（医療分）の新たな事業に位置付け、基金総額のうち195......
厚労省、感染症危機管理の担当企画官を新設 感染研は定員倍増
厚生労働省は、感染症危機管理体制の整備のため、感染症危機管理担当の大臣官房企画官を設置する。21日に発表した2021年度の組織・定員要求に盛り込んだ。人員体制整備では省内部局、検疫所、国立感染症研究......
コロナ変異種、「専門家と相談し、早急に対応」 田村厚労相
田村憲久厚生労働相は21日の閣議後会見で、英国で確認された新型コロナウイルスの変異種への対応を聞かれ、現状は「報道ベースでしか確認できていない」と述べ、外務省を通じて実態の確認を進めていると説明した......
21年度予算案は社保費35.8兆円に、医療費は16年ぶり減少 政府・閣議決定
政府は21日、社会保障関係費に35兆8421億円を計上した2021年度一般会計予算案を閣議決定した。前年度の35兆6914億円（21年度と比較のための組み替え後）と比べ、1507億円（0.4％）増と...
Withコロナ、生活支える訪問看護師に期待感 迫井医政局長が講演
厚生労働省の迫井正深医政局長は19日の日本訪問看護財団主催の訪問看護サミット2020で「Withコロナの施策の動向と訪問看護への期待」をテーマに講演し、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅医療や介護......
第3波でプラチナナースなど「後輩を助けて」 訪問看護財団・清水理事長
日本訪問看護財団は19日、訪問看護サミット2020「新型コロナウイルス感染症に訪問看護はどう向き合ったか・向き合うか」をオンライン形式で開催した。挨拶に立った清水嘉与子理事長は、同感染症の第3波によ......
初・再診等での特例措置や転院支援対応を評価 全日病
全日本病院協会は19日の理事会で、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う特例的な対応として、外来診療の初・再診等で1回当たり5点、入院で入院料によらず1日当たり10点の加算等が決まったことを評価できる......
改革工程表2020を決定 諮問会議
政府の経済財政諮問会議は18日、「新経済・財政再生計画改革工程表2020」を決定した。社会保障について、全世代型社会保障改革の方針を入れた。2024年度から始まる第4期の医療費適正化計画に向け、国と......
NESIDとHER-SYSを統合、22年度以降稼働へ 厚労省、自民本部に報告
厚生労働省は18日、自民党の新型コロナウイルス感染症対策本部の「感染症対策ガバナンス小委員会」（武見敬三委員長）で、感染症サーベイランスシステム「NESID」と、新型コロナウイルス感染者等情報把握・......
審議報告案を座長預かりで了承、年内にも公表へ 介護給付費分科会
厚生労働省の社会保障審議会・介護給付費分科会（分科会長＝田中滋・埼玉県立大理事長）は18日、2021年度介護報酬改定に関する審議報告案を座長預かりで了承した。今後、大がかりな修正はなく、厚労省は年内......
ファイザーのワクチン「特例承認」へ、2月までに国内データ 田村厚労相
米製薬大手ファイザーが新型コロナウイルス感染症のワクチンを18日午前に国内で承認申請したことを受け、田村憲久厚生労働相は同日午後、厚生労働省内で会見した。ファイザーが特例承認を求めていることから、承......
新型コロナ対応「回復期への評価も必要」 日病協・代表者会議
日本病院団体協議会の代表者会議は18日、新型コロナウイルス感染症への診療報酬による特例的な対応について議論した。終了後の会見で相澤孝夫議長（日本病院会長）は金額、内容ともに不十分だとの意見が多かった......
【中医協】新たなコロナ特例評価了承も「審議形骸化」の声相次ぐ 支払い側
中医協総会（会長＝小塩隆士・一橋大経済研究所教授）は18日、新型コロナウイルス感染症を踏まえた医療機関に対する新たな特例的な評価を了承した。前日の大臣折衝で合意したものだが、中医協の議論を経ずに決ま......