医療事故調査、「支援団体の人材確保」が課題 検討会で報告
厚生労働省が8日に開いた「医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会」（座長＝山本和彦・中央大法科大学院教授）で、藤原慶正構成員（日本医師会常任理事）は、自身が携わった制度に関する厚生労働科学研究を報......
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ARI定点48.20に減 7月21～27日
国立健康危機管理研究機構（JIHS）は8日、2025年第30週（7月21～27日）の「急性呼吸器感染症（ARI）サーベイランス週報」を公表した。全国の定点当たり報告数は48.20で、前週の54.03...
コロナ定点5.53に増 7月28日～8月3日
厚生労働省は8日、2025年第31週（7月28日～8月3日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は5.53で、前週の4.12から増えた。総報告数は2万1365人で、...
概算要求基準を閣議了解、自然増は4000億円 政府
政府は8日、2026年度予算の概算要求基準を閣議了解した。年金・医療等の予算は、前年度当初予算額にいわゆる自然増4000億円を加算した範囲内で要求することを認める。併せて、「骨太の方針2025」に基......
厚労省、WHO指定機関に 医薬品の規制、国際基準
世界保健機関（WHO）は7日、日本の厚生労働省と医薬品医療機器総合機構（PMDA）を、国際的に最も高い医薬品の規制基準を満たした機関（WLA）に指定したと発表した。厚労省やPMDAが承認した医薬品を......
「スマホ保険証」の利用、9月中旬頃から順次 福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は8日の閣議後会見で、スマートフォンにマイナ保険証機能を搭載する「スマホ保険証」について、「9月の中旬ごろから、準備が整った医療機関などで順次利用を開始する」と述べた。 医療機関・......
薬剤師に「地域包括ケアの一翼担う意識を」 宮本医薬局長
厚生労働省の医薬局長に7月8日付で就任した宮本直樹氏が7日、専門紙の共同取材に応じ、薬局・薬剤師に対して「地域の薬の専門家として、地域包括ケアシステムの一翼を担うということを考えていただきたい」と述......
急性期拠点機能、「人口50万人程度」も複数確保 検討会に提案へ
厚生労働省は、8日の「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」に、「急性期拠点機能」を持つ医療機関について、人口が50万人程度の構想区域でも、1～複数機関を確保する案を示す見通しだ。30万人以下の......
DX加算、10月からの見直し周知 厚労省
厚生労働省保険局は7日、医療課長と歯科医療管理官の連名通知を発出し、「医療DX推進体制整備加算」の10月からの見直しを周知した。 7月23日の中医協総会でまとまった見直しについて周知したもの。マイナ......
公定価格の引き上げ、省庁横断的に推進を 諮問会議が予算の全体像
経済財政諮問会議（議長＝石破茂首相）は7日、2026年度予算の全体像を取りまとめた。政府自身が物価上昇を上回る賃金上昇の実現に向けて率先することが重要だとし、公定価格の引き上げなどを省庁横断的に推進......
維新、吉村代表が再任 共同代表に3氏が立候補
日本維新の会は7日、特別党員（国会議員、地方議員ら）による電子投票の結果、吉村洋文代表の再任が決まったと発表した。前原誠司共同代表（国会議員団代表）の後任を決める8日の選挙には、届け出順に藤田文武衆......
人事制度「さらに改善を」 厚労省若手チームが提言
厚生労働省の「厚労省改革若手チーム」は7日、職場の環境改善に向けた提言を福岡資麿厚生労働相に提出した。希望に基づく人事の推進など人事制度の改善を中心に、さらなる改革を求めた。 2019年の緊急提言以......
マダニ媒介のSFTS、北海道で初確認 厚労省が注意喚起
厚生労働省は7日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群（SFTS）」が、北海道で初めて確認されたと明らかにした。同日付で事務連絡を発出し、都道府県などに対し注意を呼びかけている。......
協会けんぽ後発品シェア、89.1％で横ばい 今年3月時点
全国健康保険協会（協会けんぽ）は7日までに、今年3月時点の数量ベースの後発医薬品使用割合（医科・DPC・調剤・歯科）が89.1％だったと公表した。前月から横ばいだった。 都道府県別の使用割合で最も高......
熱中症搬送多発を懸念、消防庁が注意喚起 政府の会議で
総務省消防庁は7日、政府が開いた熱中症対策推進会議（議長＝浅尾慶一郎環境相）で、夏季の熱中症多発に注意を促した。今後も全国的に平均より高い気温になることが予想されているとし、「昨年に引き続き熱中症救......
周術期のNASOX療法、先進Bに振り分け 国がん東病院が申請
厚生労働省の先進医療会議（座長＝新井一・学校法人順天堂理事長補佐）は6日、国立がん研究センター東病院が申請した「切除可能膵癌に対する術前ゲムシタビン＋S-1療法/術後S-1療法と周術期ナノリポソーム......
石けんは環境汚染物質？ 医師の秋野議員「慎重な検討を」
医療現場でも使われている石けんが「環境汚染物質」になる可能性があるとして、医師の秋野公造参院議員（公明）、シャボン玉石けんの森田隼人社長は7日までに、環境省に慎重な検討を求めた。対応した浅尾慶一郎環......
国家公務員月給3.62％増 34年ぶり水準、人事院勧告
人事院は7日、2025年度の国家公務員給与を引き上げるよう国会と内閣に勧告した。最も人数が多い行政職は月給を平均3.62％（1万5014円）引き上げる。3％を超える増加は1991年度の3.71％以来......
エイズと性感染症、予防指針を改正へ 年度内に告示
厚生科学審議会・感染症部会（部会長＝脇田隆字・国立健康危機管理研究機構副理事長）は7日、厚生労働省が示したエイズと性感染症の予防に関する指針の改正案を、いずれも大筋で了承した。今後パブリックコメント......
【中医協】費用対効果でレケンビ薬価15％下げ 11月から
中医協は6日の総会で、エーザイのアルツハイマー病治療薬「レケンビ」、ノバルティス ファーマの脂質異常症治療薬「レクビオ」、ノボ ノルディスク ファーマの肥満症治療薬「ウゴービ」と、協和キリンの高リン......
【中医協】新薬10品目の収載を了承、加算を召し上げも
中医協は6日の総会で、新医薬品8成分10品目の薬価収載を了承した。収載予定日は14日。今回の収載品目では、画期性加算や有用性加算Ⅰなど革新性の高さが認められたものの、原価の開示度が低く、加算係数がゼ......